ウエルシア O-GUARD 新宿店
- 流通店舗・スーパーマーケット
- 無線制御システム「Smart LEDZ」
- 調光調色
- 関東
体内リズムに合わせた光環境で従業員の健康をサポート
お客様の声
体内リズムに合わせた光環境で従業員の健康をサポート
ウエルシア薬局株式会社 首都圏支社長 土屋賢太郎 様
店舗管理本部テナント部(建築担当) 山本 博基 様
2018年12月、新宿の大通りに面した場所に、2 4時間営業の「O-GUARD新宿店」を都市型モデル店舗としてオープンしました。このような立地であれば、インバウンドを意識した店づくりをするのが一般的だと思いますが、あえてそうしませんでした。ウエルシアの企業理念は「お客様の豊かな社会生活と健康な暮らしを提供します」であり、医療を通じて社会に貢献したいという想いがあります。地域の方々や生活者のことを第一に考え、来客数の多い1階にはインバウンドで人気の化粧品ではなく、医薬品と普段使いのお弁当やパン・ドリンク類などを配置しました。調剤薬局も24時間営業で薬剤師が常駐し、いざという時に必要とされる店を目指しています。ウエルシアの理念を体現したこの店舗には、調光調色機能のある照明を導入しました。朝・昼・夜・深夜で明るさと色温度を変えて、サーカディアンリズムに合わせた光環境をつくっています。
深夜勤務で崩れがちな体内リズムを、調光調色で整える
従来ドラッグストアは白く明るい店内が常で、調光調色の導入効果は未知数でした。ただ人体に与える光の影響が大きいことは理解していたので、24時間営業を交代制で働く従業員の健康のために導入を決めました。深夜勤務の場合は人間の体内リズムに反して仕事をするわけですから、自然光の移ろいに合わせた照明で本来の体内リズムに近づけてあげたいと考えたのです。朝は、夜に働いて疲れた体を目覚めさせるような明るい光、夜は刺激の少ない落ち着いた光というように。特に夜は従来店舗とは異なる柔らかい光になり、従業員からは「目が疲れにくくなった」「他のお店に行くと違いをはっきり感じる」という声もあがっています。外から見ても温かい雰囲気なので、お仕事帰りのお客様もつい、「入ってみようかな」と思ってもらえるのではないでしょうか。この照明システムは色温度や点灯範囲を変更できるので、今後は季節によって明るさを変えたり、調剤薬局の待合室だけは具合の悪いお客様のためにもう少し温かい光にすることも考えています。