代表者メッセージ

Message代表者メッセージ

光の持つ可能性を追求し
社会課題に向けた
ソリューションを
提供し続けます

株式会社遠藤照明
代表取締役社長
遠藤 邦彦

遠藤照明は、照明に携わる事業者としてESG対応への責任を深く受け止めており、持続可能な社会の実現に向けた照明環境を追求し、新たなソリューションの創造及び人的資本経営の高度化に力を注いでいます。

高付加価値空間の創造を通じて、社会から求め続けられる存在へ。

昔、照明といえば、単純に家を明るくするもの、 明るい街をつくるためのものでした。当社は従来のランプの時代から、光をコントロールすることで高付加価値空間の演出と共に、無駄なエネルギーの削減に取り組んできました。そして、LED化に伴って当社が提供できる照明ソリューションの範囲が大幅に広がり、東日本大震災からの復興をきっかけに LED 照明が爆発的に普及しました。

また先般のコロナ禍で、私たちの生活様式や価値観は大きく変わりました。物質的な豊かさに加え、人としての幸せや、健康を重視する生き方、暮らし方、働き方に世の中がシフトする中で、今まで以上に人に寄り添う光環境を創造することが、当社の新たな役割となりました。理想とするのは、人と地球に優しい高付加価値空間を創造し、社会に貢献する「エシカルソリューションNo.1カンパニー」です。

2020年に発売した、次世代調光調色シリーズ「Synca(シンカ)」は、人工光でありながら自然光に近い光を再現し、細やかな調光・調色を可能にすることで、省エネルギーと快適性やウェルビーイングを両立した「エシカルライティング」を具現化する製品です。
さまざまな社会課題の解決を促進するためにも、世の中の照明のすべてを調光・調色に、もっと世界中に当社の「Synca」を普及し光の持つ可能性を知ってもらいたいと強く思っています。

LED照明のパイオニアとして、地球環境問題に責任ある行動を。

当社は2009年に他社に先駆けてLED照明の本格的な実用化に成功しました。省エネルギー、長寿命、水銀を含まない等、LED 照明事業そのものが気候変動問題の解決に貢献していますが、それに満足することなく、さらなる省エネルギーヘの取り組みを続けていきます。

当社は従来から反射板やレンズの設計に注力することで、照明器具の高効率化を実現してきました。当社の事業活動全体における温室効果ガスの総排出量(サプライチェーン排出量)の9割が販売した照明器具の使用によるものであり、徹底した高効率化はサステナビリティな社会を実現するための核となる取り組みです。部品の共通化や製品アイテム数を集約するなどして、省資源にも取り組んでいます。

また製品のデリバリーにおいても、先々の需要を見越して計画的に製品を生産する体制を整備することで、環境負荷が少ない物流の利用率を高めています。これにより、従来に比べて大幅なCO2 排出量の削減に貢献する等、事業全体においても環境に配慮する取り組みを実践しています。

イメージ

社員が働きやすい環境を整えることが、次の挑戦への原動力になる。

高付加価値空間の創造も、製品の徹底した高効率化も、それを実現できたのは社員一人ひとりが創意工夫し、世の中に求められるソリューションを提供しようと努力と挑戦を続けたからに他ありません。

今後も持続的に成長し続けていくには、社員一人ひとりが自発的に考えて行動し、働く仲間と同じ目標に向かって力を合わせることが重要で、多様な個々の力が集結することで事業全体の原動力となり新たなソリューションが生まれると考えています。
そのためにも社員教育や研修を充実させ、日々の業務を通じて個人の能力や 意欲を高めやすい社内環境と制度の整備を進めています。当社の経営理念である「個と組織の調和と永続」のもと、社員と会社がともに成長し理想を実現することを目指しています。

遠藤照明は、高付加価値空間の創造により「人と地球にやさしい光」を追求し続けます。様々なステークホルダーの皆様との対話を大切にし、これからもサステナビリティへの取り組みを続けながら、新たな夢の実現に向けて、全社員が一丸となって挑戦してまいります。

イメージ
top