無線制御をオススメする理由

建築物のエネルギー消費において、照明は重要な設備のひとつであり、用途によっては空調に次いで約30%を占める場合もあります。
一方で、健康経営や働き方の変化を背景に、人の体内リズムや快適性に配慮した照明環境も重要視されています。

LEDの高効率化が進んだ現在、照明設備は「器具効率を高める段階」から「光を制御して、最適化する段階」へ。
無線照明制御をオススメする理由をくわしくご紹介します。

なぜ今「照明制御」が重要なのか
―省エネ法改正時代における照明制御の考え方―

建物における設備別エネルギー消費量の割合

建物におけるエネルギー消費は、空調・照明・給湯など複数の設備で構成されています。
例えばオフィスでは、空調が最も大きな割合を占め、次いで照明が約30%を占めます。そのため照明は、省エネルギー性能を高める上で重要な要素となります。

建物における設備別エネルギー消費量の割合

建築物省エネ法改正:BEI/Lを下げるためのポイント

建築物省エネ法では、建物のエネルギー性能をBEI(Building Energy Index)という指標で評価し、照明設備についてはBEI/L(照明設備の一次エネルギー消費量)が対象となります。
BEI/Lの低減には、高効率照明器具の採用に加え、在室検知・明るさ検知・タイムスケジュール運用・初期照度補正といった各種制御を取り入れることがポイントです。
無線照明制御は、これらの照明制御を実現する方法の一つです。

建築物省エネ法改正:BEI/Lを下げるためのポイント

BEI/Lを下げる照明制御とは

照明制御によってどのようにBEI/Lが低減されるのかについて、以下の動画でわかりやすく解説しています。

無線制御とは?

照明制御には、大きく分けて 有線制御 と 無線制御 の2つの方式があります。
従来の有線制御では、照明器具と制御機器を制御信号線で接続する必要がありました。
無線制御では照明器具やセンサーなどが無線通信によって接続されます。そのため照明器具のグループ設定やシーン設定などを、柔軟に変更することが可能になります。

有線制御と無線制御の比較

制御方式 有線制御 無線制御
制御信号 信号線 無線通信
配線 制御するための信号線配線が必要 制御配線不要
分電盤 リレーなど制御機器が必要 不要な場合が多い
グループ変更 配線変更の工事が必要になる場合あり アプリで変更可能
改修工事 配線変更の工事が必要になる場合あり 器具更新で対応しやすい
有線制御と無線制御の比較

無線制御をオススメする理由

理由1.レイアウト変更に柔軟に対応可能

無線制御では、同時に制御したい照明器具のグループをアプリ上で、いつでも変更することができます。
そのため、レイアウト変更やテナントの入替、空間用途変更などがあった場合でも、配線工事をすることなく柔軟な設定変更が可能です。

  • レイアウト変更に柔軟に対応(例)

    レイアウト変更

    信号線がないため、照明のグループ変更が自由自在。レイアウト変更に柔軟に対応できます。

  • テナントの入替に柔軟に対応(例)

    テナントの入替

    テナントビルの場合、テナントの入替があった場合でも、配線工事をしなくても対応できます。

理由2.時間や用途に応じたシーン変更が可能

無線制御では、照明の明るさやシーン設定を柔軟に変更することができます。
そのため、時間による変化、空間の使われ方の変化などに合わせて、照明環境を柔軟に変化させることが可能です。

  • 時間によるシーン切替

    時間によるシーン切替

    朝と夜などの時間に応じた、明るさやシーン切替に柔軟に対応できます。

  • 空間の使われ方によるシーン切替

    空間の使われ方によるシーン切替

    空間の用途や目的に応じた、明るさやシーン切替に柔軟に対応できます。
    左:ミーティングシーン 右:話し手の注目度を生むプレゼンテーションシーン

理由3.BEI/Lを低減する各種制御に対応

無線制御は、制御に対応した高効率照明の採用に加え、用途に適した各種制御を取り入れることが可能です。

BEI/Lを低減する各種制御(在室検知、明るさ検知、タイムスケジュール運用、初期照度補正)

理由4.施工性の向上、リニューアルも照明器具の交換だけで対応可能

無線制御では、信号線などの制御用の配線が不要となるため、配線工事や分電盤内機器を低減することができます。それにより、施工の合理化や工期短縮・作業軽減に寄与します。
また既存建物のリニューアルにおいても、照明器具の交換だけで様々な照明制御が対応可能です。

  • 無線だから信号線工事が不要

    無線だから信号線工事が不要

  • 分電盤内の設備も簡素化・省スペース化により、工事コストも削減可能

    分電盤内の設備も簡素化・省スペース化により、工事コストも削減可能

無線制御による照明計画と省エネルギー、
照明制御がもたらすさらなる価値

無線照明制御による照明計画と省エネルギー

このように、高効率照明器具の採用に加え照明制御を組み合わせることで、様々な照明計画を柔軟に実現するとともに、建物全体のエネルギー性能向上に寄与します。

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照明制御がもたらすさらなる価値

照明制御は、省エネルギーだけでなく、空間の快適性や人への配慮にも寄与します。
例えば、照度と色温度の組み合わせにより、人に快適な光環境と同時に省エネを両立することが可能です。
調光調色による照明計画については、以下で詳しくご紹介しています。

 

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