赤城乳業 本社 R&D FUTURE LABO
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イノベーションが生まれる環境を目指して形・光・色彩で遊び心を表現
お客様の声

イノベーションが生まれる環境を目指して形・光・色彩で遊び心を表現
プラナス株式会社 執行役員・チーフクリエイティブディレクター 福田 和将 様
私たちプラナスは、日本で唯一の研究所専門の建築・インテリアの設計事務所です。「イノベーションを生み出す環境づくり」 をミッションに、人の心を動かす空間デザインにこだわってきました。アイスの「ガリガリ君」などを製造する赤城乳業の本社・研究所デザインにおいても、継続的なイノベーションの創出を促進すべく、多様性に富んだ空間づくりを追求しています。日本のオフィスでは、机も椅子も均一に並んだ真っ白で画一的な環境が一般的です。しかし、そのような管理型のオフィスでは、活発な意見交換は行われにくく、創造性が十分に引き出されません。変化に富んだ空間のシーンがあれば、それが刺激となって発想が切り替わり、斬新なアイデアが生まれやすくなります。そこで、部屋によって天井の高さ、広さ、照明や色彩も異なる、遊び心が溢れる環境を作ることを考えました。
照明は“気分”をデザインするための大切な要素
それぞれの空間に変化をつける際、インテリア以上に重要となるのが照明です。天候によって、 明るく晴れていると元気になり、曇っていると気持ちがどんよりするように、照明の光も人の気分 に大きな影響を与えます。そのため、やる気を高めたい時、リラックスしたい時など、多様な“気 分”をデザインするべく、スペース毎に光の使い方や色温度、照明の大きさ・形・テイストなどを変 えてみるなど、一つひとつシミュレーションを重ねながら照明計画を練りました。その甲斐あって、社員の方々は、時にはカジュアルな雰囲気でワイワイとブレスト、時には一人で集中…というようにスペースを使い分けながら、楽しく仕事をされているようです。また、これらの照明が、夜になると、氷の粒をモチーフにした形も大きさも異なる窓から街を照らします。 レインボーカラーのファサードと合わせて、バラエティ豊かなアイスが詰まった家のような外観は、「あそびましょ。」を企業スローガンに掲げる赤城乳業らしさを体現し、創業の地である深谷の街を盛り上げるシンボルとなっています。