イトーヨーカドー あべの店 リニューアル
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空を見ない地下の空間に 調光調色で自然光の移ろいを表現
お客様の声
空を見ない地下の空間に 調光調色で自然光の移ろいを表現
株式会社イトーヨーカ堂 RE部 総括マネジャー 遠藤秀樹 様
イトーヨーカドーあべの店は大阪府下最大級のショッピングセンターのメインテナントです。大阪・阿倍野という商業施設の激戦区で、イトーヨーカドーの西日本での成功例を作るべくリニューアルを実施しました。もっとも力を入れたのは地下1階の食品フロアです。「あべのマルシェ」「みーるセレクト」「すなっくバル」など4つのゾーンを、エントランスから続く遊歩道(プロムナード)でつなぎました。遊歩道はお客様がここで食事をしたり、休憩したり、思い思いに過ごすくつろぎの場所。照明には特にこだわり、色温度と明るさを変えられる調光調色を採用しました。あべの店は地下鉄の駅からずっと地下を歩いてたどり着きます。まったく空を見ない環境の中、照明で朝・昼・晩という自然光の移ろいを感じてもらいたいと考えました。ショッピングセンターからの導線も意識して遊歩道の色温度を変えているので、入って来た時のインパクトが強くなっています。テーブルや椅子も一新 し、それまでとはまったく違う空間に生まれ変わりました。実際、集客数も売上もアップし、若者の来店が目立って増えました。環境計画における照明の貢献度は非常に高いと感じています。
明るさや範囲をその場で調整できることが、今後の大きな強みに
店舗全体としては、無線コントロールシステム「Smart LEDZ」を導入し、什器の高さや冷蔵ケース内の照明 の有無に合わせて明るさを調整して全体の最適化と省エネを図っています。一度取り付けたら終わりではなく、 後から細かい調整ができる点もメリットですね。消費者ニーズや市場の変化が激しい現代、テナントやフロア 構成は随時変えていく必要があります。この照明システムなら工事をする必要なく、区画ごとに明るさを変えた り、全体のバランスを調整できる。自由度が高く、工事の手間やコストをかけず変化に対応できることは、今後 の商業施設において大きな強みになると考えています。