jungle nitto
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研究者たちの探究心を刺激し イノベーションの 気質を目覚めさせる リアルを突き詰めたジャングル
お客様の声

研究者たちの探究心を刺激し イノベーションの気質を目覚めさせる リアルを突き詰めたジャングル
プラナス株式会社 執行役員 プリンシパルデザイナー 福田 和将 様
1947年の設立以来、「世の中の為になる会社(もの)のみが存続を許される。私達は、世の中の為になるものを創造(つく)る。」を経営理念として「より 高性能の」「より高品質の」「より低環境負荷の」原材料を研究開発し供給することで産業の発展を支え、地球環境保全に貢献する日東化成株式会社。 「jungle nitto」はR&Dセンターとブリッジでつながる社員食堂。研究者たちのイノベーションを育む、リアルを追求した食堂となりました。
『Synca』の光でジャングルの自然を再現。野生の食堂で養う動物的な勘。
「Chemical Design Lab」(研究所)と接続する「HANARE」(厚生施設)に位置するこの施設は「イノベーション」のためのアイデアが散りばめられています。研究者の発想を活性化させるようなデザインや女性の居心地を追求したスパ等、それらは結果的に従業員満足度(ES)の向上にもつながっていると 思います。「jungle nitto」の発端は、以前、同社の尼崎工場で「ピクニック」をテーマに社員食堂を設計した際に使用した人工芝を見て「緑っていいね」 という話から出てきた「ジャングル」というキーワード。研究者が毎日ごはんを食べる食堂を本物のジャングルにしたらどうなるか…。研究者の方々は、どちらか というと「草食動物」的な気風の人が多い。本来、研究というのは探索したり、失敗を恐れずチャレンジしたりすることが大事。何かあるのでは?という“勘”が求められるマインドではないか。そのためには「肉食動物」的思考が必要。毎日ジャングルで食事すると、動物的な勘やマインドが養われるのではないか。グーグルアースのVRでジャングルを体感すると、熱帯雨林に覆わ れて空は見えず、先に何があるかわからない。どこかから狙われているのではという、緑の心地よさだけではなく、 「緊迫感」のような状況を食堂でも再現しようと考えました。天井高2700で、実は空間としては広くないので すが、壁や天井にミラーを貼り、植栽が映り込むようにして無限の奥行きを演出し、ジャングルがどこまでも 広がっているようにしました。家具もアウトドア用テーブルや椅子ではなく擬岩を採用。象や豹、ワニが狙って いますし、鳥も鳴いています。照明は葉影で隠す等、器具を見せない工夫を施し、「サーカディアンリズム」を ベースに、次世代調光調色『Synca』で24時間、朝・昼・夜・深夜で自動プログラムし、自然の移ろいを表現 しています。『Synca 』だからこそ表現できる7000Kで昼は自然光を、夜は月明かりを12000Kで演出。アーティフィシャルの植栽や擬岩もよりリアルさを追求し、植栽には緑み(Duv+6)、擬岩には赤み(Duv-6) 調整をしています。われわれがこのように「振り切った」のは「イノベーションを起こすために何が最適か?」を 追求した結果です。単に緑が多い“カフェ風食堂”からは、真のイノベーションは起こらない。限りなくリアルな 自然環境を創りだし、“過酷”ともいえるような場所で研究者たちが毎日食事すると、変化への適応力やサバイバル力が生まれてくる。そこで「新たな変革」が湧き上がることを期待しています。