新木場センタービル 三井ホーム本社
- オフィス
- デザインオフィス
- ー次世代調光調色「Synca」
- 無線制御システム「Smart LEDZ」
- 調光調色
- 関東
木が繋ぐ働く空間に寄り添う光
創立50周年を迎えた節目に、木の街「新木場」に本社を移転するとともに、都内に分散していた部門やグループ会社の拠点を集約。「MOCXCOM(モクスコム)」というコンセプトで、独自技術で街の様々な建物を木造化させる意味を込めた木造(モク)とトランスフォーメーション(X)を合わせた「MOCX(モクス)」に、この新本社がこれからの事業に変革を起こす羅針盤(COMPASS)となるという意味を合わせ、"事業の多角化と革新で三井ホームグループを未来へと導いていく"という想いが込められている。
この理念のもと、新本社は三井ホームグループの事業の多角化と革新を推進する拠点として設計されている。
照明は、無線調光システム『Smart LEDZ 』を採用し1日を7つの時間帯に分け、それぞれに適した色温度と調光率を設定。朝は快活は白色の4500Kの光を採用し、夕方から夜にかけては温かみのある電球色の光に切り替えることで、時間の移ろいを感じられる快適な光環境を実現している。
また、9階には総合受付が設けられており、お客様との打ち合わせが可能な「ゲストリビング」が併設されている。このフロアのインテリアには、循環型資材である「木」を多く使用し、「ユーカリ」「サクラ」「タモ」など、樹木の名前を冠した打ち合わせエリアが設けられている。これらのエリアでは、4つの異なる色温度をリモコンで簡単に変更できるように設定することで、打ち合わせの際に照明の色温度を変化させながら素材を確認できる工夫が施されている。
さらに11階は、特に集中作業を行うエリアとして「サイレントブース」が設置されている。シンボル的な存在であるサークルペンダントには、次世代調光調色技術『Synca』を採用。1時間に1回、照明のカラーが変化することで、集中している人々が自然と時間の経過を意識できる仕掛けとなっている。
このように、業務内容やシーンに応じて最適な光環境を選択できるオフィス空間を実現し、働きやすさと快適さを両立した新本社となっている。