より​豊かに、​健康に​ / オフィス・事務所(システム天井)

システム天井のオフィスは、整った天井計画により均一で安定した光環境をつくりやすい一方、
用途の違いや働き方の変化に応じた光環境づくりが課題になることがあります。

空間の特性を踏まえながら、エリアごとの使い方や運用に合わせて照明を計画することが、働く人にとって心地よい光環境づくりにつながります。

体内リズムに配慮した照明計画

人の身体には約24時間周期の体内リズム(サーカディアンリズム)が備わっています。
朝は覚醒し、日中は集中し、夜は休息へ向かう。この自然なリズムは光の影響を強く受けています。

しかし現代のオフィスでは屋内で過ごす時間が長く、自然光の変化を十分に感じにくい環境も少なくありません。
そのため照明計画によって時間の移ろいを補い、働く人のリズムに配慮した光環境をつくることが重要になります。

自然光と同調する光で、健康的に働く

体内リズムの乱れは眠気ホルモン「メラトニン」の分泌に影響を及ぼし、睡眠障害などの原因になることが知られています。
均一な照明環境で長時間を過ごすオフィスワーカーの場合、その影響も大きくなります。
室内の照明環境と屋外環境とのギャップを小さくし、体内リズムの調整をサポート。
一日の時間帯に応じて光を変化させることで、働く人の自然なリズムを整えます。

時間帯ごとの照度・色温度運用を等価メラノピック照度で試算することで、体内リズムへの影響まで考慮した設計が可能です。
朝は高色温度の光で覚醒を促し、夕方以降は色温度と照度を抑え、穏やかな状態へ。
生活リズムに配慮した光環境づくりは、オフィス環境の健康性や快適性を評価する国際認証 WELL認証 においても重要な要素として取り上げられています。

ワークサイクルリズムによる光の運用

ワークサイクル・リズムとは、一日の仕事の流れにサーカディアンリズムを取り入れたスケジュール運転に、業務内容に合わせた照明シーンの切替を取り入れた「光の運用」のことです。
従業員のウェルビーイングをサポートし、生産性の向上や健康経営の実現に寄与。これにより仕事にメリハリがつき、残業時間の低減にも繋がりました。 ※遠藤照明「Synca U/X Lab」調べ

コラム

サーカディアンリズム(概日リズム)とは?

生物には体内時計というものがあり、人間は24時間+αの体内リズムを持っています。そして、その+αの時間を朝陽等の外界環境と同調し、24時間周期に修正しています。しかし現代は、体内リズムが乱れていると言われています。その乱れはメラトニンというホルモン分泌に影響を及ぼし、睡眠障害をはじめ多くの健康被害の原因になると知られています。

コラム

等価メラノピック照度とは

等価メラノピック照度とは、照明の分光分布(光の波長と強さ)とipRGC(視細胞)の感度によって得られる光の量を表す単位です。
私たちの眼には数種の視細胞があります。まず、明暗を認識する光受容体があり、これを表現するものが一般的に使われてきた「照度」でした。2002年に第三の光受容体(ipRGC=アイピーアールジーシー)が発見。ipRGCの感度によって得られる光量を「等価メラノピック照度」と言います。このipRGCに影響を与える波長が多い光ほど、メラトニン(睡眠ホルモン)分泌は抑制され覚醒し、集中力がUP。逆に波長が少なければ感知されにくく、メラトニンが分泌されることでリラックスしたり眠気を感じたりします。

おすすめの​製品

  • 調光調色システム天井用ベースライト

    拡散タイプ, グレアカットタイプ, 超広角配光

エリアや用途に応じた照明制御

スケジュール運用と個別制御の組み合わせ

メインの執務エリアは時間帯に合わせたスケジュール運用、会議室や打合せスペースなどは個別制御とすることで、空間の用途に応じた光環境をつくることができます。

例えば、集中して作業するエリアは高めの色温度、リラックスした雰囲気が求められる打合せスペースはやや暖かみのある光にするなど、エリアごとに照明の色温度や明るさを調整することで、働き方に合わせた光環境を実現します。

入居企業ごとに最適な光環境へ

オフィスビルでは、入居企業ごとに働き方や求める空間イメージが異なります。
個別制御対応の照明なら、同じフロアでもエリアごとに照度や色温度を変更することが可能です。

例えば、集中力を重視する企業は高色温度の光、リラックスした雰囲気を重視する企業は暖かみのある光など、企業の特性や用途に合わせた設定が行えます。
入居者変更やレイアウト変更があった場合でも、器具単位で設定変更できるため柔軟に対応できます。

眩しさを抑えた心地よい視環境

UGRに配慮した照明設計

JIS屋内照明基準では執務室のUGR(統一グレア評価)の基準が設けられています。
UGRの低い製品を選ぶことで、視界に入り込む不快な輝きを抑え、PC作業が中心となるオフィスでも快適な視環境を確保できます。

おすすめの​製品

  • 調光調色システム天井用ベースライト グレアカットタイプ

    UGR16でWELL認証の加点項目にも貢献

イメージを選ぶ・考える

空間のイメージから、空間づくりのヒントやおすすめの照明器具をご紹介します。​

  • オフィス・事務所(システム天井)

    多くのオフィスで採用されているシステム天井。
    グリッド対応のベースライトで、天井モジュールに合わせた照明計画が可能です。

カタログのご案内

 

より​詳しい​情報は​照明カタログを​見る​・請求する​

遠藤照明の体験型オフィス「Synca U/X Lab」のご案内

 

人と光の理想的な関係を追求する遠藤照明が、「健康」「快適」「コミュニケーション」「生産性」を光で提案する『Synca U/X Lab』。
エビデンスに基づく光の効果と、カーボンニュートラル実現に向けて、より少ない資源でエンゲージメントの高い働き方を創出・追求するライブオフィスへ是非ご来場ください。
※東京・大阪・福岡の3拠点で体験可能
※完全予約制(法人様限定)