Shibuya Sakura Stage
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横断デッキ下が、光で活気あふれる空間に 渋谷に生まれた新しい風景が創造する、新しい価値
お客様の声
横断デッキ下が、光で活気あふれる空間に 渋谷に生まれた新しい風景が創造する、新しい価値
有限会社サワダライティングデザイン&アナリシス 代表取締役 澤田 隆一 様
「Shibuya Sakura Stage」は、渋谷駅に隣接する桜丘に2024年7月に誕生しました。SHIBUYAタワーを中心とする「SHIBUYAサイド(A街区)」、SAKURAタワー を中心とする「SAKURAサイド(B街区)」で構成された、オフィス、商業施設、住居等からなる大規模複合施設です。
横断デッキは光天井でにぎわいを生み出し、ガーデンは目にやさしい光でやすらぎをはぐくむ
SHIBUYAサイドとSAKURAサイドをつなぐ横断デッキは非常に広い面積を占めており、上部にはクリエイティブなオブジェがある等、とてもにぎやかです。 一方デッキ下部は自然光が遮られ、昼夜問わず駅の高架下のように暗くなる可能性がありました。そこで、このような巨大なデッキの下でも、昼間は太陽光が 降り注ぐように、夜間は人工光によって「にぎわい」を演出することで、テナントの価値も他の場所と同様にすることができるのではないかと考えました。そこで、 デッキ下面に幅600㎜と1,200㎜の2種類のダイナミックな光の帯(光天井)をつくりました。光天井は、軽く、落下の恐れが無い安全な膜素材を採用。光膜の内 側は、懐約220㎜に約200㎜ピッチで照明器具が並び、均一な光の帯となっています。朝から日没前までは7000K、10000K、日没後は3500K、2400Kと、デッ キ下であってもまるで自然光のように光が移り変わります。その中でも、11時~12時の1時間だけ、サクラSTAGEの建物にある鮮やかなピンクの円と線を模 した遊び心として、この光の帯の一部にピンク色が差し入れられる時間帯もあります。さらに21:00時以降は光の帯も均質ではなくグラデーションになっており、 1台1台コントロールできる無線制御ならではの設定をしつつ、夜のやわらかな風景と歩行者が少なくなる夜間はエネルギーにも配慮しています。横断デッキを 渡った先には「桜丘の森」と「はぐくみSTAGE」があります。ここは、グレアに配慮したローポール灯とフードが装着可能でコンパクトな植栽用スポットライトで構成、視界に光が入らない重心が低い照明計画としました。植栽の種類や配置の方法も時代によって変化してきています。植栽の流行の変化に応じて、照明手法も変化させています。