今年、カスタムオーダーショップ「UNIVERSAL LANGUAGE MEASURE’S」の1号店として渋谷神南店をオープンしました。時代とともに高まってきたカスタムオーダーへのニーズに応えるとともに、業界初の、3D技術で仮想試着ができるバーチャルフィッティングアバターシステムを導入し、スーツ選びの新しい形を提案しています。照明については、既製品を扱う1階が落ち着いた暖色系であるのに対して、B１階のカスタムオーダーフロアは 色や生地をしっかり判別できるように、白色系で1階よりは明るい空間としました。カスタムオーダーのお客様はこだわりが強く、自分だけの1着を追求されます。導入したアパレルホワイトは、自然光に近い感覚で、鮮明に色や風合いが表現されるため、生地台本から色を選んでもらう際にも役立っています。生地の微妙な色の差が際立つことで、出会ったことのない色に巡りあってもらえると考えています。

お客様がワクワクする店づくりを目指して、タブレットを使って無線で調光できるSmart LEDZをフィッィングルームにも導入しました。スーツを着たときの印象は、オフィス、外出時、アフターファイブなど時間帯やシーンによっても変わります。様々なシーンを想定した光を設定しておき、切り替えることで、お客様は着用シーンをイメージしながらスーツを選んでいただけます。この仕掛けはお客様にも好評で、バーチャルフィッティングアバターシステムとともに、お客様とのコミュニケーションツールとして、ブランドのファンづくりにつながっています。