より省エネに / 医療福祉施設(病院)

医療施設は24時間稼働する施設です。そのため照明の省エネ化は、施設全体のエネルギー削減に大きく影響します。
エネルギー効率の向上は、環境配慮だけでなく、医療機関の安定した運営や持続可能な医療体制を支える重要な取り組みです。

医療施設における照明の省エネ課題

資源エネルギー庁の調査によると、医療機関の消費電力量のうち照明が占める割合は大きく、照明の省エネ化は施設全体の電力削減に直結します。

建築物省エネ基準への​適合義務化

2025年4月より​建築物省エネ法が​改正。​建築物の​省エネ化を​促進する​ため、​全ての​新築住宅・非住宅に​ついて、​省エネ基準への​適合が​義務付けられます。​
医療施設に​おける​照明の​消費電力割合は​空調に​次いで​高く、​BEI/L​(照明BEI)の​値を​下げる​ことが​省エネ基準への​適合、​認証取得に​おいて​重要に​なります。​
より​高効率な​照明器具を​使用する​ことに​加え、​より​多くの​制御方​法を​取り入れる​ことで​BEI/Lの​値を​下げる​ことが​可能と​なります。​

1.高効率LED照明器具の採用

高効率LED 照明器具にすることで、蛍光灯と比較しておよそ半分の消費電力に削減することが可能。
さらに、照明を制御することで、より一層エネルギー削減効果を高めることができます。

2.照明を制御し、更にエネルギーを削減

建築物省エネ法においても、高効率LED照明器具の採用に加え、照明を制御することが推進されています。

省エネ解決策1
エリア別制御による省エネ

倉庫・バックヤード

不在時間の多い空間では、在室検知による制御が有効です。
必要なときだけ点灯することで、無駄な点灯を防ぎ無理のない省エネ運用ができます。
モーションセンサー内蔵型なら、システムを構築せず手軽に導入できます。

在室検知

在室センサーが人の動きを検知し、照明を自動で点灯・消灯します。
倉庫やバックヤードなど滞在時間が短い空間でも、消し忘れを防ぎながら効率的な省エネを実現できます。

おすすめの​製品

  • モーションセンサー制御直管形LEDユニット

    制御システム不要の、センサー搭載ユニットです。

ロビー・廊下

長時間点灯が前提となる空間では、外光活用やタイムスケジュール運用が有効です。
時間帯に応じた調光により、視環境を保ちながら無理のない省エネ運用を実現します。

明るさ検知

窓の多いロビーや廊下では、外光を積極的に活用することで過剰照度を防ぎます。
照度センサーにより自然光に応じて自動調整し、快適性を維持しながら消費電力を抑えます。

タイムスケジュール運用

夜間や深夜帯など利用が少ない時間帯は、段階的な減光運用が有効です。
時間帯に応じてあらかじめ明るさを設定することで、人の操作に頼らない安定した省エネを実現します。

運用のポイント

夜間は間引き点灯ではなく全体調光がおすすめ

間引き点灯では明暗差が大きく均斉度が著しく低いため、良好な視環境は得られません。全体調光することで安心・安全な空間にすることができます。

おすすめの​製品

  • 無線制御システム「Smart LEDZ SYSTEM(スマートレッズ)」

    無線制御システム Smart LEDZ SYSTEM

    Smart LEDZ SYSTEM(スマートレッズ)は、信号線工事不要でLED照明器具を無線制御できる照明制御システムです。
    照明器具を個別制御、グループ制御、シーン切替、スケジュール運転することで、
    オフィス・医療福祉・商業施設の健康経営や生産性向上、省エネルギーに貢献します。

    納入実績45,000件超。
    小規模から大規模まで、空間規模や制御方法に合わせて、4つのシステムからお選びいただけます。

省エネ解決策2
調光調色による+αの省エネ

調光調色「TunableLEDZ」を活用したスケジュール運用例です。快適な色温度と明るさの関係性を保った運用により、調光のみの場合より高い省エネ効果が期待できます。色温度と照度の組み合わせには、人が快適に感じる関係性があり、時間帯やシーンに応じて調整することで、快適性とエネルギー削減を両立できます。

コラム

クルーゾフ効果は

色温度と照度には「クルーゾフ効果」と呼ばれる関係があります。例えば色温度の低い光は、照度が低いと穏やかで暖かい印象になりますが、照度が高くなると暑苦しく不快に感じられることがあります。この関係性を踏まえ、低色温度時は照度を下げることで、快適な光環境とエネルギー削減を両立できます。

おすすめの​製品

  • 調光調色 Tunable LEDZ

    業界トップクラスのラインナップと、単色タイプと同等レベルの高効率を実現した調光調色 Tunable LEDZ(チューナブルレッズ)
    調光調色×高効率で、快適性と省エネを両立します。

省エネ解決策3
器具台数を減らすことで初期費用とランニングコストを削減

照射範囲の広い器具を採用すると配灯ピッチを広げられ、設置台数を削減できます。これにより初期費用と消費電力を抑え、ランニングコストの低減にもつながります。
JISZ9125:2023で推奨される医療施設通路の照明基準(平均照度200lx・均斉度0.4以上)にも配慮しながら、均斉度の高い光環境を効率よく実現できます。

おすすめの​製品

イメージを選ぶ・考える

空間のイメージから、空間づくりのヒントやおすすめの照明器具をご紹介します。​

  • 明るく開放的なイメージ

    空間全体の明るさ感を高め、
    安心感と清潔感のある光環境。

  • バランスのとれたイメージ

    明るさ・清潔性・快適性のバランスを整え、
    過不足のない光環境。

  • 落ち着いたイメージ

    眩しさを抑えたやわらかな光で、
    安心して過ごせる落ち着いた光環境。

カタログのご案内

 

製品に関する詳しい情報は、以下よりご確認いただけます。

ショールームのご案内

医療福祉施設向け照明|東京ショールーム「医療ブース」
外来・病室・個室の光環境を実空間で体感。
※完全予約制(法人様限定)