川崎市スポーツ・文化総合センター カルッツかわさき
- スポーツ施設
- 公共施設
- 無線制御システム「Smart LEDZ」
- 高天井用
- 関東
スポーツから文化イベントまで、 柔軟な対応力と高度な安全性を両立
「カルッツかわさき」は、老巧化した川崎市体育館と教育文化会館大ホールに代わるスポーツ・文化施設として、会議場・展示会場などのコンベンション機能を加え、オープンした新しい複合施設である。隣接する富士見公園には、富士通スタジアム川崎や野球場などが集積しており、市のスポーツ・文化・レクリエーション活動の拠点機能を強化する役割が期待されている。照明設備に関しては、多彩な用途に対応するため、大体育室・小体育室ともに照明制御のできるLEDベースライトを導入した。
■スポーツから文化イベントまで、
柔軟な対応力と高度な安全性を両立
大体育室では、年間を通じて様々なスポーツイベント・大会が行われ、最大1,512名の観客を収容可能だ。明るさについては、国際競技が実施できるレベルの1,000lxを確保するとともに均斉度も0.5を確保。眩しさを軽減する高性能防眩パネルを装備しているため、グレア対策も万全であり、快適にプレイできる。また、同施設はホールと合築されていることもあり、一般的なスポーツ施設に用いる昼白色(5000K)ではなく白色(4000K)に色温度を調整した。複合施設全体のイメージとしての落ち着いた文化的な雰囲気を重視し
たためである。さらに、個人利用や団体利用でスペースを部分的に使用することを想定し、照明空間マネジメントシステムSmart LEDZにより、全面・半面・1/4面と用途に応じた
シーン設定とした。運営側の節電ニーズだけでなく、展示会などのスポーツ以外の利用者のニーズにも、現場を見ながらタブレット型のコントローラで柔軟に対応できる。また、有事の備えとして耐震Sクラスに適合したベースライトを採用
している。