杉並区立 井草中学校 体育館
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新たに開発した体育館専用器具を採用
LEDを採用した体育館は、従来のメタルハライドランプと比較して約40%の消費電力削減を実現しました。採用にあたりLED特有の眩しさに対する配慮として前面に拡散パネルを設置しており、JIS Z 9110(照明基準総則)における体育館の眩しさの指標であるUGR22を満たしております。直進性のあるLEDの光を拡散パネルで広げることで平均500lxの明るさを確保しています。また、従来光源は一度消灯するとしばらく点灯
しないという問題がありましたが、LEDは瞬時に点灯するため休み時間にもこまめにON/OFFすることで更なる省エネが期待できます。
LEDは1灯あたりの出力が充分ではないため4灯1組の配置となりましたが、1灯づつ段
階的にON/OFFすることで使い方に応じて明るさを調整することが可能となりました。
震災時の避難所としても電力を抑えて適切な明るさで対応できると考えられます。
従来光源はランプメンテナンスのために電動昇降装置を設置しますが、LEDは長寿命
のため電動昇降装置をなくすことでコストアップを抑えています。
竣工後、グレアの少なさがお客様から大きな評価を得た製品です。
■LED特有のまぶしさを軽減
まぶしさ配慮タイプは真下からの見上げに対する最大輝度や器具下面の平均輝度を水銀灯より低く抑えます。また、従来器具のアルミ反射板は、視線角度に
よってぎらつきが生じるのに比べ、LED器具はまぶし
さが抑えられ安定した視環境が得られます。拡散パネ
ルにより横方向にも光が広がるため鉛直面照度がと
り易く、空中のボールの視認性も良好です。
※グレア(まぶしさ):グレアとは「まぶしさ」のことであり強
い光を見た時など、視対象がみえにくくなったり、心理的な
不快感を引き起こす現象です。
主な採用製品
新開発の照明器具(特注品)
屋内
LED 4000K
消費電力 84W
高透過高拡散パネル