亀有学び交流館

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眩しさの軽減と用途別の照明制御により、 利用者の多様なニーズに対応

所在地: 東京都葛飾区
竣工: 2018年3月
施主: 葛飾区
設計: 株式会社大井建築設備研究所
施工: 安食電設工業株式会社
掲載事例集: 2018SUMMER「スポーツ施設特集号」

スポーツ室(スポーツ時)

スポーツ室(ステージ時)

スポーツ室(ダンス時)

スポーツ室(避難時)

亀有学び交流館は、区民の交流と学習・文化・スポーツ活動の場を提供する地域コミュニティ施設 として、区内4か所設置されている「学び交流館」の一つ。グループやサークルの活動に利用でき、 区の生涯学習課が企画する各種講座やイベントも開催している。今回、水銀ランプからLED照明 へのリプレイスを行ったスポーツ室は、床面積261㎡で定員150名、午前9時から午後9時まで利用 できる。主に卓球・バドミントン・バレーボールなどのスポーツに使用されることが多いが、ダンスの発 表会や演劇などのステージにも対応可能である。そこでLED化を機に、用途に応じた照明制御も取 り入れた。

■眩しさの軽減と用途別の照明制御により、 利用者の多様なニーズに対応

LED照明へのリプレイスに当たって重視した点は、グレア(眩しさ)の軽減と耐震対策である。グレア 対策に関しては、特に上を向く球技スポーツでは、照明器具が適切でないと、強い光が視界に入っ てボールを見失うなど、安全・快適なプレイを阻害する要因ともなりかねない。そのためLED照明に は、スポーツ時の眩しさを抑える働きのある防眩パネルを搭載する、スポーツ施設用ベースライトを採 用した。加えて、照明空間マネジメントシステムSmart LEDZにより、使用シーンによって明るさを自 在に調整することで、利用者の多様なニーズに対応できるようにした。これにより、スポーツ利用時を 通常設定として、ダンス発表会では中央のベースライトよりも両サイドのダウンライトを明るく設定。 演劇ステージとして使用する場合には客席側から舞台側に行くにつれて徐々に明るく設定するな ど、さまざまな照明環境を実現できるようになった。これらすべてを職員自らが現場を見ながら、シーン セレクターリモコンで簡単に変更ができるため、操作性に関しても大変好評である。耐震対策として は、耐震性能2.2Gをクリアする照明器具を採用。また、区の施設であることから、避難時もシーンに 設定し、有事の際の夜間の常夜灯としての備えも整えた。

従来光源(水銀ランプ)時は、ランプ交換の必要があったため、電動昇降機が取りついていたが、今回のLED化に伴い、昇降機を取り外しリプレイス。

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