小平市上水公園テニスコート 照明リニューアル(夜間照明器具賃貸借)
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既存ポールを活かしながら、明るさと均斉度の向上と電力量の削減を実現
■既存ポールを活かしながら、明るさと均斉度の向上と電力量の削減を実現
小平市は東京都多摩地域の武蔵野台地の西に位置し、都心部のベッドタウンとして子育て世代からも人気。玉川上水にもほど
近い場所にある上水公園テニスコートは、地域のプレーヤーたちに親しまれている。近年では利用者も増えてきたが、小平市と
しては2つの問題を抱えていた。ひとつは「水銀灯や安定器不具合による交換工事費」、もうひとつは「水銀灯製造中止による、
交換水銀灯の入手困難」。そこで、既存のポール部分はそのまま活用し、灯具部分を従来の水銀灯から最新のLED照明への
リプレイスを実施。灯体の首振り角度を調整し、テニスコート面の光が均一になるように調整した。このリプレイスにより、明るさも
均斉度も向上。実測でも施工前は平均照度~160lx、均斉度0.75だったが、施工後は平均照度307lx、均斉度0.83となり、
本施設に必要な均斉度0.5以上を大幅にクリア。夜間の練習環境が大きく改善された。同時に、使用電力量も72.8%と大幅
に削減。省エネも実現することができた。実際にプレーされている方からは「明るさも均一になり、プレーしやすくなった」との声も
上がっているそうだ。施設の担当者は「前までは水銀灯だから施設使用開始の30分前から点灯しなければならなかったが、LED
だから即点灯できるのがありがたい」と。既存の設備を活かしながら、より明るく、より経済的なテニスコートとなり、利用者と管理
者双方にとって嬉しいリプレイスとなった。