世界21カ国で約3,000棟の物流施設を賃貸している物流不動産のリーディング・グローバル・プロバイダーであるプロロジス。
今回、賃貸募集中となったプロロジスパーク東京大田の2階・5階を従来光源よりLED照明へ、照明のみの改修工事を実施。企業としての地球環境への取り組みならびに、テナント価値の向上を図られました。これにより、通常テナント部分の電気代はテナント企業の負担ですが、施主側でのＬＥＤ改修により、テナント企業にとっては固定費である電気代の大幅な削減が可能な賃貸物件となりました。

今回は照明のみの改修工事であることから、従来器具との同等品でリプレイス、照度も同等もしくは それ以上であることが条件でした。シミュレーションの結果、メタルハライドランプ300Wの置き換 えにはERG5206S（消費電力182.7W）を、Hf32W高出力2灯用の置き換えには軒下用２灯用反 射板付LED照明器具（消費電力49W）をご採用いただきました。倉庫部分の平均照度としては、 LED改修前が90～250lx（平均170lx）のところ、改修後90～480lx（平均照度210lx）となり、 電力としては実測値で約42％ダウンを実現しています。

賃貸倉庫部分：メタルハライドランプ300WからLEDへリプレイス。 床面平均照度210lx ／ 車路・トラックバース部分：Ｈｆ32W（高出力）からLEDへリプレイス。 床面平均照度110～165lx