配光

LIGHTDISTRIBUTION配光を使い分ける
形状や大きさが様々な空間に対応できるのが間接照明の魅力です。特にLED は配光制御に優れており、複数種類の配光がラインナップされています。それぞれの配光特性を理解し、設計意図に合った器具を選びましょう。
狭角配光
光をより遠くまで飛ばすことができます。光源から被照射面までの距離が離れている場合や、浅い角度で広い面を舐めるように照らしたいときに有効で、シャープな印象をつくりやすい配光です。
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四天王寺悲田院 特別養護老人ホーム
拡散配光
器具の周囲に均一に光を発することができます。間接照明に一番多用されるタイプで、やわらかい印象をつくりやすい配光です。ただし遠くまで光を飛ばすことには向きません。
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レクサス熊本東
コンビネーション( 狭角+拡散)
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異なる配光の器具を組み合わせて使うことも可能です。大屋根などを片側からできるだけ均一に照らし上げたい場合に効果的です。光源に近い天井面から、拡散→狭角と光が当たるように角度を考えて計画し、自然なグラデーションをつくります。
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コンビネーションによる照射


器具を2 列配置にする場合は、一方の器具を最適な位置に配置しても、もう一方の器具がブロックしてしまうことがあります。
両者の光が効果的に得られているかどうか、しっかり確認しましょう。