施工・メンテナンス

CONSTRUCTION / MAINTENANCE施工・メンテナンスを考慮する
ここまでの6 つの項目を考慮して出来上がった設計が、本当に施工できる納まりになっているかを改めて確認しましょう。後々のメンテナンスで困らない納まりかどうかもしっかりチェックします。
手が入るか
器具は工具で取り付けます。工具や手が入ることが大前提です。
開口の最少目安はこぶしが入る80mm としましょう。
器具が固定できるか
障害物などをかわしてビスが打てるかどうか確認します。さらにテープライトなどフレキシブルな器具は、平坦に固定できる方法を考えましょう。器具の設置に乱れがあるとカットオフラインにも暴れが生じます。



器具交換・電源交換ができるか
足場がなくなっても、脚立等で危険なくアクセスできるかを確認しましょう。高天井などメンテナンスが難しい場合には、昇降機やキャットウォークの設置などを事前に検討する必要があります。

別置電源ユニットが取り出せるか
点検口の位置を確認しましょう。別置電源ユニットをボックス内に置く場合は、別置電源ユニットの大きさを考慮して、十分な寸法を確保しましょう。
別置電源ユニットと器具の距離は適切か
配線距離が長すぎると、ボルテージドロップ(電圧降下)の原因となり、器具の明るさが減衰してしまいます。メーカーで推奨される長さ以内になるように、設置場所をあらかじめ検討しておきましょう。