ヨコミゾマコト

ヨコミゾマコト
パネル パネル

青山ショールームには、
コンベンショナルなくらしのイメージの断片がならんでいる。
人々の日常生活からサンプリングされたかのように見えても、
そこには人間臭さもなければ、人生の重さも喜怒哀楽もない。
かげろうのようにただ浮遊する生活のイメージ群。
それらを素材として、光の質と量に関する習作をおこなう。
そのことにより、オルタネイティブなくらしのイメージの生成を試みたい。

松下美紀

松下美紀

太陽は地平線からのぼり地平線へと消えていく。
人間の感じる光は自然光による生体の記憶。
自然には存在しない下方からの光の中、
その非日常な状態で新しい暮らしをどうイメージ出来るか。
光と影、感動と無心。
光の質と量に関する習作によりイマジネーションをひろげ、
その二面性を引き出すことを試みたい。