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乾久美子
乾久美子建築設計事務所
1969 大阪生まれ
1992 東京藝術大学美術学部建築科卒業
1996 イエール大学大学院建築学部修了
1996〜2000 青木淳建築計画事務所勤務
2000 乾久美子建築設計事務所設立
2000〜2001 東京藝術大学美術学部建築家常勤助手
2001〜2002 京都造形芸術大学非常勤講師
2006〜 昭和女子大学非常勤講師
あかるさの研究
照明の技術など、今では誰もありがたがりません。
誰もいない部屋の照明がつけっぱなしであることに、私たちはいつからか平気になっていることを思い出してみてください。
照明に使われるエネルギーは浪費されていて、そして、照明はオブジェのようなものとしてつくられています。
そうした状況は面白くありません(もちろん家庭をいったん離れると、照明にもまだまだ開発するべき技術が山積みでしょうが)。
「少ない資源を最大限に活用する」という、「デザイン」にとってあたりまえな前提に一度もどってみるのはどうでしょう。
エコロジーを主張したいからではなく(地球環境はもちろん心配ですが)、
ほとんど装飾でしかなくなってしまった照明という技術の、
本来もっているはずの驚きや楽しさ、そして快適さをを取り戻すことができるかもしれないからです。