ヨコミゾマコトさんへ照明家からのプロポーザル

人の気配に一緒について来る、妖精のイメージ。

なるべく、透け感のある布の奥から、
輝度の強い、小さな、多数の光源がのぞいていたら、
不思議な世界が作れる。

光源のカラーも色々使用し、

ファンタジーな雰囲気にするのも美しい。
理想的には、LEDでカラーが変化する
テープライトなどが望ましい。

又、布の上から
ある程度のベース照明を取り、
家具のディテールを
影も魅せながら表現したい。

LEDのカラーと連動させる様に、
ベース照明もカラーをつけられると色っぽい。

人が移動すると共に、
フワフワと蛍のように調光点滅しつつ
ベース照明と連動する。。。イメージ。

それぞれの家具の下に
仕込む光源は複数個5系統くらいに
分けてゆっくり波打つように
調光プログラムを組む。
布に映る影の形が柔らかく変化し
光と影が海原のようにゆったりと動く。

「一日の移ろいを楽しむあかり」の
イメージにつながるようにまとめる。

床から光が発光しているように、
ミラーと反射を利用し4次元を表現

白い布

光の住む部屋

光は、水や空気と同じように常に
私たちのまわりにあります。
一般的に光が部屋に在るということは
多くの場合目的を持っています。
もしも、目的の無い光が部屋の中にあったならば、
生活はどんなふうに変るのでしょうか?
想い通りにならない光・邪魔な光・愛おしい光…。
おそらく、その光に対して何かの感情が
うまれて来ると思います。

白い布に包まれた空間に、
光源の存在感は無く光だけがある。
そして、場所を変え、色を変え、強さを変え、
カタチを変えてゆく光…。
直接的に人の心理に影響を与える光が
住んでいる部屋にくらすということで、
光との共存の在り方を見直す
キッカケになれば良いと考えます。

単純に、布という素材というより、光の素材に実際に寝そべるみたいのはどうか?

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