株式会社ブルボン 本社ビル
- オフィス
- ライン照明
- 無線制御システム「Smart LEDZ」
- 中部
地元・柏崎のランドマークとなる本社ビルに相応しい照明環境を実現
■事務室グループ 制御パターン例
照度センサーにより制御するグループを細かく設定し、移り変わる自然光へ細やかに対応。
事務室/撮影:Satake Kouichi
お客様の声

地元・柏崎のランドマークとなる本社ビルに相応しい照明環境を実現
遠藤秀平建築研究所
代表 遠藤秀平 様
ブルボンはお菓子を作っている企業ですので、生活の潤い、楽しみを提供する役割を担っています。新本社ビルの設計に当たっても、地域をより豊かに楽しくしたいという願いを込めました。地元・柏崎のランドマークとして、良い意味で目立ってほしい。そこで、四季折々、昼と
夜、また見る場所によって表情が変わる建築を目指しました。特に照明については、夜、外から見ると、階層ごとに設定した床の色を反映して、天井の色が階を上がるにつれて、地面の色から空の色へと段階的に変化していくように設計しました。全館LED照明を採用することで、ここまで美しい色が出るとは思っていなかったので驚いています。。
撮影:Yoshiharu MATSUMURA
季節や時間の変化が身近に感じられるオフィス空間
現代建築の照明においては、自然光を考慮せず室内だけで完結させようとする傾向がありました。しかし、3.11(東日本大震災)への反省もあり、自然との共生が改めて課題となっています。本ビルでは設計コンセプトを「安定性と多様性」としました。東西南北の4面それぞれに半分ずつガラスと壁を配し、ガラス部分は開放して自然光を積極的に取り入れ、壁部分には構造体を入れて安定性を担保しています。これにより、外観が見せる多様な表情に加えて、オフィス内にいても働きながら季節や天候、時間の変化を身近に感じ取ることができます。 しかし、ガラスと壁という2面性にすることでどうしても光にばらつきが生じるため、時間や場所に合わせて自然光と呼応する形で光の量を調整する必要がありました。そこで、Smart LEDZを導入することにより、タブレット端末で設定したグループごとに細かく照明をコントロールすることが可能となり、なだらかで連続的な光空間を想像以上の出来映えで実現することができました