カインズスーパーセンター 前橋吉岡店 園芸館
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- ー次世代調光調色「Synca」
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1日の時間の流れに応じてグリーンの魅力を最大化する『Synca』
お客様の声
1日の時間の流れに応じてグリーンの魅力を最大化する『Synca』
株式会社カインズ 店舗エンジニアリング本部 店舗建設部 CSV推進担当マネジャー 丑舘 康浩 様(右)
株式会社カインズ 設備管理グループ 杉田 慎司 様(左)
「カインズ」は、現在28都道府県下に226店舗を展開するホームセンターチェーンです。今回の改装では、元々本館とペット&園芸館の間に通っていた公道を廃道し、敷地を繋げて屋根を作り一体化しました。コロナ禍で在宅勤務が増え、まず家の修繕品が売れたのですが、次に庭いじりと園芸品も伸びてい ました。単に園芸館の売り場を広げるだけでなく、売り方・見せ方・手入れの仕方を始め、園芸のお店の価値を高めたい。植物の価値を高めるために、より美しく、より自然に見える照明環境が必要だと考えました。
光をコントロールし、植栽を美しく魅せ、お客様が安らげる空間に。
「前橋吉岡店」は、カフェ併設の売り場として落ち着いた印象とともに、明るさをきちんと保ちながら植物が良く見え、さらに安らげる空間にしたいと思いました。外部の自然光と呼応したイメージで、時間に合わせた色温度設定はもちろん、植物のグリーンの魅力を最大化できることから、次世代調光調色『Synca』 を採用。1日の時間の流れを演出するために運用しています。ガーデン売り場の日中は、外光に合わせ開放感・快活感のある白っぽい光である色温度9000Kに、夜間は明るさを抑え、落ち着いた雰囲気のある赤みがかった光である色温度2700Kに。さらにグリーン売り場では、日中は木洩れ日を感じるような光に加え、グリーンをより魅力的に見せる工夫を施しています。実は当初は、植物を育成する観点から、植物を育てる光(育照灯)も検討したのですが、 今回追求したのは、価値を高めるために、より美しく自然に見える照明空間でした。その結果、植栽に関しては、ベース照明で緑みの色味調整(Duv+6)に加え、『Synca』の121色のカラーパレットより淡グリーン(3-11)を選択し、植栽のグリーンの魅力がより伝わる照明としました。これなどは現場を見ながら決めることができた好例だと思っています。われわれは今までも、例えば一般家庭の光3500Kに合わせインテリア売り場を3500Kにする等、部分的に色温度を変える試みを自然と実施してきました。ですから、今回の色温度やカラーの最適な選択もすごく自然な流れだったのです。本館もLED照明にリプレイスしたように、カインズでは2011年の震災直後からLED化を進めてきました。今後も調光調色での光の最適化によるエネルギー削減を進めていくのと同時に、光環境の最適化を図っていきたいと考えています。