遠藤照明 Synca U/X Lab connect
- デザインオフィス
- ーTunable
- ー次世代調光調色「Synca」
- Linear series
- ライン照明
- 無線制御システム「Smart LEDZ」
- 調光調色
- 関東
より少ない資源でサスティナブルな働き方を創出する ライブオフィス『Synca U/X Lab connect』
創業以来、遠藤照明の根底に流れているのは、単に照明器具を製造するのではなく、様々な視点でお客様の要望を追求 しながら空間に「価値」を創造していくという思い。その思いの具現化として、これからのワークプレイスで大切な「人の健 康・働きやすさ・コミュニケーション」を光で提案する東京ショールーム3階『Synca U/X Lab』に続き、人の行動や特徴、 音や空気、天候などの自然環境といったものと光が『つながる(Connect)』ことで、「快適」「健康」「コミュニケーション」 「気分転換」といった体験(User Experience)を誘発、より少ない資源でサスティナブルな働き方を創出・追求するライ ブオフィス『Synca U/X Lab connect』を4階にオープンした。
■より少ない資源でサスティナブルな働き方を創出する
ライブオフィス『Synca U/X Lab connect』
まず、受発注業務を行っている「セールスアシスタントゾーン」において、これからの照明計画には欠かせない輝度設計を実
施している。採用した照明器具『Linear50』による器具ピッチ4,200mmの実現と半埋込効果により、壁面・天井面にしっ
かりと光がのびており、平均壁面輝度30cd/m2と平均天井面輝度20cd/m2を実現。2023年1月に改訂されたJIS屋内
照明基準に基づき、事務所の机上面推奨照度750lxが500lxで可能となり、空間の快適性を向上しながらエネルギーの
削減を図っている。同時に、快適性と生産性の両立を目指し、1日の仕事の流れ(ワークサイクル・リズム)と人の健康(サー
カディアンリズム)を組み合わせた照明制御を実施。朝・昼・夕といったサーカディアンリズムへの配慮と受発注などの集中を
要する時間帯、LUNCHタイムなどの業務スケジュールに応じて最適な光を運用している。それにより仕事にメリハリがつき、
月最大14時間の残業削減を実現したエビデンスも実証。以前よりもさらに高効率な最新LED照明と光の制御により、
電力量も、改装前と比べ約46%ダウンとなった。さらに他のエリアでは、天気予報と連動した、より自然なサーカディアンリズ
ムの追求や、紙作業時・PC作業時など作業に必要な光環境をカメラ検知により自動提供するなど、より少ない資源でサス
ティナブルな働き方を追求。人(健康・快適性)とエネルギーの両立を模索している。