埼玉県県民活動総合センター 内モール・宿泊棟レストラン照明リニューアル
- 公共施設
- ーFit Plus
- ーTunable
- ー次世代調光調色「Synca」
- Linear series
- 無線制御システム「Smart LEDZ」
- 調光調色
- 関東
県民の人たちを鮮やかに照らすハナミズキの光り輝く花びら
■県民の人たちを鮮やかに照らすハナミズキの光り輝く花びら
埼玉県の中南部に位置する伊奈町。1983年に東北・上越新幹線の開業にあわせ、伊奈町と大宮市(現さいたま市)を結ぶ
埼玉新都市交通伊奈線が開通し、交通の便が良くなり、人口も大きく増加した。埼玉県県民活動総合センターは、その伊奈町
に1990年にオープン。県民の地域づくりに必要なボランティア活動、社会福祉活動、女性活動、青少年活動、高齢者活動、
その他の自主的・組織的な活動の促進及び県民一人ひとりの生涯学習の充実を図っている。施設内にある吹抜けの内モールは、
県民のためのイベントやロケの撮影地としても使われてきたが、高さ5~6mのハナミズキのモニュメントを最大限活かすために、
カラー演出の導入が検討された。4枚の花びらの中心部には以前は放電灯があり、その後は旧型のLED照明が設置されていた。
しかしその大きさに比べて光量が足りず、思ったような効果を発揮していなかった。県民のためにこの空間を豊かにしたい、と次世
代調光調色『Synca』を導入し、通常、全体照明は1日の時間の流れと呼応するように色温度を自動的に変化させているがイベ
ント時には吹抜け空間の照明を変化させ、イベントに彩りをプラス。フロア周囲の照明やシンボルであるハナミズキの花びら毎の
色を変えることも可能である。モール脇にある展示コーナーは展示される作品(書道や絵画等)に応じて光を変化させることも
可能。大きな設備投資という手法ではなく、「光の効果」が県民に潤いを与える施設となった。