ところざわサクラタウン ジャパンパビリオン ホールB
- 文化施設
- ーFit Plus
- Linear series
- 無線制御システム「Smart LEDZ」
- 調光調色
- 関東
Smart LEDZで無線制御される光壁の8つのカラーがイベントやシーンに合わせて空間をダイナミックに彩る。
所沢市と株式会社KADOKAWAが共同プロジェクトとして取 り組んでいる、文化と自然が共生した、誰もが「住んでみたい」「訪れてみたい」地域づくりを進める「COOL JAPAN FOREST構想」。「ところざわサクラタウン」は、みどり豊かな地から最先端の文化と産業を生み出し、世界に向けて発信する構想の拠点施設である。ミュージアム・イベント・ホテル・レストラン・書店・オフィス・神社あらゆる文化をひとつにした、KADOKAWAによる日本最大級のポップカルチャーの発信拠点として、2020年に竣工した。
■Smart LEDZで無線制御される光壁の8つのカラーがイベントやシーンに合わせて空間をダイナミックに彩る。
コンサートホールをはじめ舞台公演から展示会、地域イベントまで多目的に使用されるジャパンパビリオン。200名収容のDCP対応シアターがあるホールBのダイナミックな光壁に、無線調光システム「Smart LEDZ」を採用している。イベント時、このホールがグッズ販売やパーティなど多目的に使用されることを想定し、光壁の演出をホールの使い方に合わせて選べるよう事前に8つのシーンを設定。タブレットですぐに呼び出すことが可能で、赤・緑・青・白の照明器具の明るさを調整することにより、基本色の赤、白、KADOKAWAのコーポレートカラーや地域色など、8色をイベントや季節のシーンなどに合わせて使用している。無線調光システム「Smart LEDZ」によって、それぞれの照明器具の明るさを1台1台設定することで、イメージしているカラーを忠実に再現することができた。ベース照明には、DUALシリーズのスポットライト29°配光を採用。光だまりができ、均質な光壁とのメリハリを感じる照明計画となっている。横12m、高さ3mの光壁を均一な光で創り出すため、光壁内部の断面計画を細やかに設定。アッパーで照射した光が天井に反射して、上下に光がたまらないよう、白艶消し塗装の反射板を設置し、均一な光を実現した。エントランス・通路の黒いスケルトン天井には、リニア32の本体を黒塗装にしてランダム配灯。ベース照明の明るさも確保しながら、照明全体が空間デザインの要素となっている。