医療法人財団 県南病院 新棟増築工事

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造作工事不要の間接照明の採用で、天井の高さを確保

所在地: 茨城県土浦市
竣工: 2017年5月
施主: 医療法人財団県南病院
設計: 株式会社INA新建築研究所
施工: 株木建設株式会社
電気工事: 六興電気株式会社
掲載事例集: 2018SPRING(2) 「医療・福祉施設特集号」

エントランス・ロビーから診療室側を見る。診療室側の壁に明るさ感が配置され、広がりと誘導感が配慮されている。

上下点灯:病室のベッドブラケットは 3パターンの点灯切り替 えが可能なタイプ (上向・下向・常夜灯)

下向点灯:病室のベッドブラケットは 3パターンの点灯切り替 えが可能なタイプ (上向・下向・常夜灯)

上向点灯:病室のベッドブラケットは 3パターンの点灯切り替 えが可能なタイプ (上向・下向・常夜灯)

常夜灯点灯:病室のベッドブラケットは 3パターンの点灯切り替 えが可能なタイプ (上向・下向・常夜灯)

ダストレス間接照明 内装造作不要でスッキリとした収まり。

医療法人財団県南病院は、急性期の緊急手術からリハビリテーションまでをカバーする、脳神経外科を中心とした施設。CT、MRIによる迅速な診断、常時緊急手術ができる体制を整え、脳血管障害などに対応する。この度、診療検査を行う外来部門と病室を新築し、従来からの病室・リハビリテーション施設のあるB棟に連結。新棟建設にあたっては、エントランス・ロビー、通路、病室などの照明に配慮。衛生面の大敵であるホコリ対策 を強化しつつ、間接照明の造作工事をなくすことでコストを抑えたシンプルな照明設計となっている。

■造作工事不要の間接照明の採用で、天井の高さを確保

エントランス・ロビーの折り上げ天井には、ホコリ溜りを減らすことのできるダストレス間接照明を採用。通常、折り上げ天井に間接照明を施す場合、照明器具を隠すための造作(アゴ)が必要となるが、ダストレス間接照明は、その造作が不要なのが最大の特長だ。凹凸のない収まりにより、ホコリ溜まりを解消し、天井の高さを確保するとともに、やわらかくスッキリとした視覚的に明るい空間を実現している。また、エントランス・ロビーから続く診察室の壁面側にデザインベースライトを設置。壁面に十分な明るさ感を演出することで診察前の不安を軽減し、動線を明確することで患者さんが迷うことのないように誘導する。 色温度については、エントランス・ロビーには暖かみのある温白色(3500K)、診察室へ向かう廊下には清潔感のあるナチュラルホワイト(4000K)を使用。先のダストレス間接照明と同様、機能性・快適性・清潔性に配慮している。各病室には、上向・下向・常夜灯の3パターンの点灯切り替えが可能なベッドブラケットも採用されている。

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