丸の内ビルディング 開業20周年リニューアル計画 1階~4階共用部
- ショッピングセンター・百貨店
- ー次世代調光調色「Synca」
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丸ビルの歴史に新たな価値を創造 外の自然光と呼応する『Synca』の光
お客様の声
丸ビルの歴史に新たな価値を創造 外の自然光と呼応する『Synca』の光
三菱地所プロパティマネジメント株式会社 商業運営一部 営業第2ユニット長 須藤 典子 様
三菱地所グループは、丸の内を「日本の ビジネス街にする」という信念のもと、 それまでは何もなかった原野の開発に着 手し、そこから130年以上の歳月をかけ、 戦争や地震などの災害、高度成長期や バブルの崩壊といった、様々な時代、出 来事を乗り越えながら、丸の内を世界に誇るビジネス街へと進化させてきました。 先駆である1923年に竣工した「丸ノ内ビル」のDNAを受け継ぎ、2002年に竣 工した「丸ビル」が、開業20周年を機に大規模な改装を行いました。
エリア共用部の照明計画で 「明るさ感」「導入感」「回遊性」を解決。
丸ビルは開業より20年間、共用部の大規模な改装は行っていませんでした。 今回のリニューアルにおいては、これまで継承されてきた旧丸ビルらしさ~上質で 飽きの来ない普遍的なデザイン~を大事にしながら、さらに先進的なものを取り入 れたいと考え、次世代調光調色『Synca』を採用しました。「普遍的かつ先進的 な光環境」~自然光のような光と特別感・賑わい感を実現できると思ったからです。 丸の内エリアで働いている皆様は、平日はオフィス内を中心に過ごす時間が長い と思いますが、その中でもランチ時間や終業後は丸ビルの「ショップ&レストラン」 エリアに足を運んでいただき、リフレッシュしたりお買い物を楽しんでいただきたいと 考え、1日の時間の流れに応じて光が変化していくようにコントロールしています。 お客さま自身は光の変化を認識して食事や買い物はされていないかもしれませんが、 無意識の中でも時間軸に合わせて光を変えることで、居心地のよさを感じても らったり、さらに購買意欲が掻き立てられることに結びつくのではと考えました。 外からの自然光に合わせて、商業エリア内でご出店していただいている主役であ る各店舗様が引き立つこと、お客さまが快適に過ごせる明るさと色温度が、今回 の導入によって細やかにコントロールできることはとても良かったです。また、各店 舗の商品が季節やイベントに応じて変化するように、通路などの環境部分も、お 客さまのモチベーションを上げていただけるような光の演出も試してみました。 特に、バレンタインデーのピンクのカラーでワクワク感が演出されるような特別感は 非常に良かったですね。動線の課題に関しても、視覚的な明るさ感をアップしてお 客さまを誘導する照明計画を実施したことで、「化粧室の場所が分かりやすくなっ た」などの声もいただいています。今回、照明の効果が出ているので、社内でも好 事例として展開していきたいです。三菱地所グループでは、長期経営計画2030 とあわせて策定した「三菱地所グループのSustainable Development Goals 2030」において、重要テーマの一つとして「Environment:気候変動や環境課 題に積極的に取り組む持続可能なまちづくり」を掲げていますので、エネルギー コストの低減も大きな課題です。今後も様々な目的で訪れる方々のニーズに合致 したまちづくりを行っていきたいと思っていますし、照明はその中で大きな役割を 果たすものと考えています。
主な採用製品
特注ペンダント照明
エレベータ前