社会医療法人 アルデバラン 手稲いなづみ病院 人工透析センター増床工事

  • 医療・福祉施設
  • Linear series
  • 無線調光システム「Smart LEDZ」
  • 調光調色
  • 間接照明
  • 北海道

医療依存度の高い患者様に配慮した照明環境を実現したい

所在地: 北海道札幌市
竣工: 2017年7月
施主: 社会医療法人 アルデバラン
掲載事例集: 2018SPRING(2) 「医療・福祉施設特集号」

電球色:窓のない空間に大きな円形の青空を模した間接 照明を設け、色温度を変えることで患者さんが入 りやすく、透析時間を少しでも短く感じていただく 工夫を施した。

白色:窓のない空間に大きな円形の青空を模した間接 照明を設け、色温度を変えることで患者さんが入 りやすく、透析時間を少しでも短く感じていただく 工夫を施した。

電球色

白色

お客様の声

医療依存度の高い患者様に配慮した照明環境を実現したい

手稲いなづみ病院 事務部 事務次長 矢津田 剛 様
手稲いなづみ病院 血液浄化部 透析室長 高田 克己 様

手稲いなづみ病院は、急性期から慢性期医療への橋渡し的存在となる医療機関をめざす小規模多機能型の内科単科病院です。診療科目には、内科、消化器内科、呼吸器内科、腎臓内科(人工透析)、糖尿病・内分泌内科、リウマチ科、リハビリテーション科があり、地域の医療機関と連携しつつ、医療依存度の高い患者を受け入れています。2010年に人工透析を開始して以来、増加する 透析患者様に対応するため、2014年に「人工透析センター」を20床でオープン。今回は、その後も増加を続ける地域の透析ニーズに対応し、最大30床まで受け入れられる体制を整えるための増床リニューアルです。

透析患者様の精神的負担を調色によって緩和する

増床前は、当センターが手稲稲積公園に面しているため、すべての患者様が透析中に公園の緑や青空を眺めることができました。そこで、新設した窓のない透析エリアでも、入りやすく、落ち着いた気持ちで透析を受けられるよう、内装や照明に工夫を凝らしています。まず、青空をモチーフとした円形の天井を設け、四方の壁には全面に樹々をデザインし、森の中で透析を受けているような空間の演出を行いました。さらに、無線で調光調色ができるSmart LEDZを導入し、間接照明の光を3時間毎にオレンジから白へ、白からオレンジへと自動でゆるやかに切り替わるように設定。長時間に及ぶ透析患者様の精神的な負担を緩和する空間づくりに努めています。

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