福岡銀行 平尾支店
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歴史ある街に建つ落ち着きと先進性を併せ持つ地域の温かい“ともしび”
福岡の中心に程近い歴史的な住宅地である平尾地区において、百年橋大通りに面する立地を活かし、 地域を温かく照らすシンボルとなる建築を目指した設計です。 街の住民を静かにやさしく待つ家族のような光“ともしび”をコンセプトとし、窓口閉店後はファサードの ガラス部分の内側にロールブラインドを下ろし軒先空間を外側から照らす、大きな「行燈」をイメージし ました。 外側からの照射で、銀行内部で業務する行員のシルエットが見えないように配慮しています。 設計当初の設計図(環境配慮型蛍光灯器具やLED器具で設計)から竣工時において消費電力 1.2kW削減しました。(16.9kW-15.7kW) 設計当初の設計図と従来蛍光灯での仮想設計した場合、消費電力2.7kW削減。 竣工時と従来仮想設計と比較すると3.9kW削減できます。(15.8kW-13.0kW)(年間23%削減) 平均稼働時間8時間/日、300日/年と想定すると年間消費電力量:9,360kWh削減となり、年間 CO2削減量:3.5t-CO2/kWhです。(CO2削減係数0.369(九州電力H22実績値より)で算出)
直下照度を効率的にとれる器具で1,000lxを維持できるように計画しています。 明るさ感をだすために間接照明を用意しました。
ATMコーナー
グレアカットアングル30度のLEDベースライトで1,000lxを 維持できるように設定。北向きのトップライトによる昼光は全 天空照度でやわらかい光が降り注ぎます。
待合スペース
ガラスファサードのサッシュ(1階床埋込・2階サッシュ内)に間接照明用LEDを納め、 2段階で約9mのロールブラインドを照射。全体的に明るく照明しています。