メディメッセ桜十字

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「生活」の場に「医療」が入る新発想 医・食・住のヘルスケアテーマパーク誕生

所在地: 熊本県熊本市
竣工日: 2022年09月
施主: 医療法人桜十字 桜十字病院
設計: 株式会社ジョージクリエイティブカンパニー
設計: 株式会社LANZA一級建築士事務所
施工: 株式会社増永組
電気工事: 株式会社新星
掲載事例集: 医療福祉施設特集号

予防医療センター:全体のデザインコンセプトであるパークネスの世界観を引き継いだデザインテーマとして「Daylight Cycle めぐる日の光を感じる」とし、 医療センターを廻るに従い1日の自然光の流れを感じることができるようになっている。

[朝日の広場 ― Morning Square ―色温度4000K 調光率100%]エントランス/受付エリア: 最初にお迎えするのは、朝日が射し込む広場のような エントランス。木々の揺らめきを思わせるパンチングメタルが、 空間の広がりを感じさせる。

[ひるなかの散歩道 ― Daylight Concourse ―色温度3600K 調光率100%]健診エリア:ひなたのあたたかさを感じる心地良い散歩道を歩くように、 穏やかな気持ちで受診することができる。

[おだやかな夕日 ― Calm Sunset ―色温度3000K 調光率30%]レディースエリア:夕日のようにあたりを包み込むペンダントライトの光と、 優しくおだやかなトーンの空間が、 受診前の不安な気持ちを和らげる。

[月明かりの夜 ― Moonlight Night ―色温度3000K 調光率10~30%]ドックエリア:月明かりに照らされた落ち着きのある夜を過ごすかのように、 空港ラウンジを思わせる居心地の良い上質な空間となっている。

[夜明けの森林 ― Forest at Dawn ―色温度4000K 調光率70%]内視鏡/リカバリーエリア:夜明け前の静けさが漂う森のような空間が、 内視鏡検査へ向かう緊張感を和らげ、 リカバリーエリアでのゆったりとした時間を演出する。

メディメッセカウンター:自身のカラダの状態をセルフチェックできる測定機器が設置されている。

桜十字ダイニング:人間ドックを終えた方々が、落ち着いて食事がとれる。

木々の揺らめきを思わせる光壁は、パンチングメタルによりモアレ現象となって いる。

通常は色温度4000Kの心地良い朝日が射し込む広場であるが、例えば9月 21日の世界アルツハイマーデーは、認知症のシンボルカラーであるオレンジ 色に。

『Synca』のカラーが、啓蒙活動にも貢献している。

外観

お客様の声

メディメッセ桜十字_Portrait

「生活」の場に「医療」が入る新発想 医・食・住のヘルスケアテーマパーク誕生

医療法人桜十字 経営企画部長 メディメッセ桜十字 事業部長 那須 一欽 様

「桜十字グループ」は、2005年に熊本の民間病院で最大規 模の「桜十字病院」の運営を開始以来、多くの皆さまにご支 援いただき、病院事業と介護事業を中心に業容を拡大してい ます。患者さま、お客さまにもっと良いサービスを。地域の生活 水準はもっと高くなることを。変わりゆく時代の中で、あくまで 豊かな未来を描きたい。新しいチャレンジで、関わる皆さまの “生きる”を満たしたい。このような想いをカタチにしたのが、医・食・住のヘルスケアテーマパーク「メディメッセ桜十字」です。

心地良く公園を散歩するように。 1日の光と木のぬくもりを感じながら健康診断。

今、課題となっているのは生活習慣病。これは医療の大敵です。予防には、健康診 断を受けていただきたい。特に、主婦やリタイアメント後の方々に受診してほしい。 その場として、ショッピングセンターが最適と考えて「サンリブシティくまなん」3階に新し い予防医療の拠点を作りました。コンセプトは「医・食・住のヘルスケアテーマパーク」。 人間ドックや健診受診者でなくても誰でも日常的に気軽に訪れ、食事や買い物、 休憩などを通じて、様々なアプローチからカラダの声に耳を傾けられるコンテンツが 詰め込まれています。7,000㎡という大きな敷地を「医」「食」「住」の3つにゾーニング しています。デザインコンセプトは「Parkness~気軽に立ち寄れる場所」とし、人々の 生活に寄り添う「公園のような空間」に。その世界観を引き継いだデザインテーマを 「デイライトサイクル~めぐる日の光を感じる」としました。エントランスのパンチング メタルは、前を歩くと木が揺れているように見えるダブルスキンとし、メタリックながら 有機的なファサードに。照明は、エントランスを1日の始まりである「朝日の広場」とし、 続く健診エリアは「ひるなかの散歩道」と、医療センターを廻るに従い1日の自然光の 流れを感じることができるようになっています。受診者さまは、まるで公園の散歩道を 歩くように健診を受けることができるのです。今回は、コンセプチュアルな領域と機能 性、感性の部分をうまく織り交ぜることができたと思っています。受診者さまの立場か ら言うと、「病院に来ている、予防医療センターに来ている」という感じではなく「癒さ れに来ている」という感じでしょうか。施工が終わっても、1台1台の照明を調整できる こと、あと3%落とすといった微調整ができる点がメリットと思いました。われわれが 実現したかったことは、医療機関に行くという非日常を日常にしたかったのですが、 目指した世界観や空気感づくりをビジブルなものとして実現できたと思います。だいたい 午前中で健診が終わると食事を楽しんでいただける「食」のゾーンへ。そこのジェラート ショップでは、世界ナンバーワンのジェラートが食べられるんですよ。

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