PMO四ツ橋本町
- オフィス
- ーFit Plus
- ー次世代調光調色「Synca」
- Linear series
- 無線調光システム「Smart LEDZ」
- 調光調色
- 近畿
繊維の街、船場の歴史を継承するシルクのような『Synca』の光
お客様の声
繊維の街、船場の歴史を継承するシルクのような『Synca』の光
野村不動産株式会社 都市開発第二事業本部 建築部 推進一課 課長 中村 雅治 様(左)
株式会社錢高組 建築事業本部 設計統轄部 大阪設計部 意匠設計課 チーフデザイナー 田中 哲朗 様(右)
“プレミアム・ミッドサイズ・オフィス”PMOは、野村不動産が提供する大規模ビルと同等の機能性とグレードを併せ持つ新しい中規模オフィスです。企業の躍進を力強くバックアップする先進のオフィスで、外観はビジネス街の中心に存在感を示す、スタイリッシュなデザイン。今回の「四ツ橋本町」は、立地する船場エリアの歴史を継承し、エントランスの壁面はかつて繊維業が盛んであった頃を彷彿とさせる、まるでシルクのような柔らかい曲線のルーバーと煌めく照明計画が呼応する、洗練された上質なデザインを目指しました。
柔らかい布のイメージを、『Synca』の光で表現。
本件の立地する船場エリアは、かつて貿易の大きな拠点である船着き場であったことから船場と称されていました。多くのモノや文化を受け入れることで発展し、中でも当時先進国であったイギリスから取り入れられた繊維業が盛んでした。この船場の歴史を感じさせるデザインとして、エントランスの天井面に映り込む光で船場の水面を、ファサードにはシルクの布を表現したいと考えました。 ミニマムかつグレイッシュな素材を活かしたPMOシリーズのデザイン性を踏襲するため、アルミルーバーの向きの変化で曲面を表現することで柔らかな布を表現する方針としましたが、冷たい印象のアルミ素材を、シルクのような柔らかいイメージにどう近づけるかが課題でした。また、朝昼夜のシーンを明るさと色温度のコントロールによって、働く環境の生活リズムを整えること、さらに、本町駅のアプローチから光の変化による目を惹くような効果で、ビルへと誘導することも同時に実現したい狙いでした。それらの課題を解決したのが、次世代調光調色『Synca』でした。1台で、明るさ・色温度に加え、自然界に存在するような淡いカラーも表現できます。省スペースながらもオフィスに“自然”を取り入れることも可能です。『Synca』によって、多彩なファサード演出が実現しました。ペールトーンのカラーは内装との相性も良いですね。今回は冷たい質感のアルミを光によって柔らかく、温かいイメージに演出でき、オフィスで働く人たちに1日を通して、あるいは季節の変化に応じて迎え入れることができるエントランスを作ることができました。都市の風景はこれから変化していくかもしれませんが、『Synca』でその変化に寄り添った光を灯していきたいです。