ロビンの空クリニック
- 医療・福祉施設
- ーBase
- ー次世代調光調色「Synca」
- Linear series
- 無線制御システム「Smart LEDZ」
- 調光調色
- 関東
新しい生命の誕生の瞬間に 妊産婦さんを優しく導く『Synca』の色彩
お客様の声

新しい生命の誕生の瞬間に 妊産婦さんを優しく導く『Synca』の色彩
株式会社伊藤喜三郎建築研究所
設計本部 第二設計部 主任 山嵜 舞 様(左)
環境技術本部 電気設備部 主任 原山 紗璃 様(右)
「ロビンの空クリニック」は、安全な医療の提供とホテル以上の上質なおもてなしを心がけるスタッフが妊産婦さんをサポートする産婦人科医 院です。ナチュラルな素材感の中でご家族とともにゆっくりとリラックスできる広々とした客室、分娩体位を自由に選択できるフリースタイル 分娩、カンガルーケアなど、ご家族の暖かさに包まれてご出産できる分娩室をご用意。四季折々の新鮮な素材と和洋折衷を織り交ぜた 上質なお料理などもご準備し、幸せな空間とやすらぎの時間を提供されています。
妊産婦さんが好きな色合いをセレクト。リラックスできる出産を支える光。
「ロビンの空クリニック」という名称にもあるように「空」に関するイメージを入れて欲しいというリクエストがありました。「空」と「産婦人科」と いうところから、「親鳥が巣を守っていて、羽根休めに木に集まってくる。木立の中に鳥の巣箱がある」というコンセプトを立案し意匠設計を 実施しました。ロビンとはヨーロッパコマドリのことで、イギリスの国鳥です。クリニックは、病院らしくなく邸宅のようなイギリス調の造りで伝統 を重んじた高級感のある建物となっています。内装も木をはじめ石や左官仕上げといった自然素材を使用。間接照明がラグジュアリーな 雰囲気を醸し、ゆったりと穏やかに時間が流れるムードを演出しています。客室はホテルのように、ご家族で宿泊できるキングサイズのベッドも ご用意し優雅なマタニティライフを満喫いただこうと考えています。今までの分娩室は床も壁も真っ白で処置室のような空間が多かった のですが、「ご自宅で出産するような感じにしたい」と、無機質な医療機器はあまり置かず、ほっとするような味わいの家具をチョイスしました。 バースプランについては、出産時に立ち会う方・ご希望のアロマや音楽などに加えて、照明の明るさや色を選べるようにしています。長時間分 娩室にいる妊産婦さんもいらっしゃるので、緊張を和ませる環境づくりが照明でできればと考えました。暗い方がいい方もいれば、明るい方が いい方もおられるので調整できるのはいいですね。アール形状の天井に選択された色彩の光が広がり、実際に利用された方からも落ち着く との声をいただいています。安心して出産に導くことに照明が役立てればいいなと思っています。診察室自体もローテーブルやソファがあり、 あくまでお話を聞くという応接室のような設えで、安らげるような空間づくりをインテリア含めて目指しました。ここ数年、病院が変わりつつあると 実感しています。治療する場所ではあるのですが、地域に開かれた場所であり、共用部に関してはこだわる病院が増えてきました。今までは 病院で照明の色温度を変えることは検討さえされなかったのですが、技術的にも可能になってきました。出産という人生において最高に幸せなライフイベントを、「光」で少しでもサポートできれば嬉しいです。