しこつ湖鶴雅別荘 碧の座
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間接照明によって照らし出された美しいテクスチャーの表情がハイクラスのラグジュアリーを表現
新千歳空港から車で40分ほど行くと、北海道でも有数の透明度の高 さを誇る支笏湖に辿り着く。“支笏湖ブルー”とも称えられるこの湖を臨むラグジュアリースイートが『しこつ湖鶴雅別荘碧の座』。近年、海外で評価が高まる北海道リゾートの最高峰を目指した日本旅館で、当地で3千余年にもわたり受け継がれたアイヌ文化の物語に現代の息吹を吹き込んでいる。ロビーに設えた堂々たる土壁は、縄文文化からアイヌ文化、そして現代へとつながる地層の流れを左官で表現。25室の客室はすべて100㎡以上あり、露天風呂も完備。特別な時間を心ゆくまで満喫できる、世界基準のおもてなし空間となっている。
ロビー:この施設の象徴として、壁に縄文時代の地層を表現。
■間接照明によって照らし出された美しいテクスチャーの表情がハイクラスのラグジュアリーを表現
ハイエンドリゾートに相応しい贅沢かつ優雅なイメージを演出するため、照明の映り込みに配慮し、グレアレスタイプの照明を多用している。水庭の軒下にはアウトドアリニア32を間接照明として使用、天井面を照らし上げることで天井の木目調が浮かび上がり、その反射光で軒下に明るさを与えている。開放感溢れるウェルカムラウンジは、縄文文様をイメージした土壁で仕上げた暖炉を中央に配し、ゆったりと過ごしていただける空間。この天井部の織り上げ間接照明にはリニアT5が採用されている。また、客室の間接照明にはリニア17のレクタングル配光を採用。高さ18㎜横幅19㎜のコンパクトな形状により、造作の寸法を小さくおさえることができている。力強い柱で構成されたロビーはその柱の間に見える土壁を「万歴継承壁」と名付け、この施設の象徴として作成された。1万年という歳月の積み重ねが、さまざまな素材を使用して表現されており、照明も素材や空間の見せ方に応じて配光や光の量を使い分けることによって、それらの素材感を美しく際立たせている。世界からお客様を迎えるリゾートホテルとして、ハイクラスの心地よさの提供に間接照明は欠かせない要素となっている。
客室
主な採用製品
E-G-H300
屋外
庭園灯 都行燈
E17 LED電球 5.3W
白熱40W相当の明るさ×1(電球色)