特別養護老人ホーム 松陽苑
- 医療・福祉施設
- ーFit Plus
- ー次世代調光調色「Synca」
- Linear series
- 無線制御システム「Smart LEDZ」
- 調光調色
- 高演色
- 東北
1日の光の流れを自動運用し、入居者のメンタルを光でケアする試みを実施。
「特別養護老人ホーム 松陽苑」は、2021年6月に従来の緑豊かな環境から、名取駅前の住宅地へ移転し、新施設を開園。地域の方も共に楽しめるカフェや交流スペースも施設内に備え、地域社会の理解と認識の向上に繋げている高齢者福祉施設である。その施設を運営する宮城福祉会は、グループホーム・介護老人保健施設・デイケア・小規模多機能居宅介護・ケアハウスなど様々なサービスを県内38事業所で運営する社会福祉法人であり、「ここで暮らしている」という感覚を持っていただけるよう、施設内には、ビューティーサロンや図書室、カラオケコーナーを備え、「一人ひとりの毎日を明るく楽しく幸せにする」を理念として、その実現に向けて取り組んでいる。
本施設の当初計画時は色温度固定であった<食堂兼多目的ホール>に、無線調光システム『Smart LEDZ』と調光調色器具を採用。朝4000K、昼3500K、夕3000K、夜2500Kと1日の光の流れを自動運用し、入居者のメンタルを光でケアする試みとした。さらに、1台の照明器具で幅広い色温度もカラー演出も実現できる次世代調光調色『Synca』の特長を活かし、カラオケや誕生日会等のイベント時には「青」「緑」などのカラー演出シーンも盛り込んで楽しさも取り入れている。また、『Synca』の演色性の良さから、食事が美味しそうに見え、健康面の向上も期待しているとの意見もいただいている。
同様にエントランスに隣接する<カフェ>についても、4000K~3000Kと一日の光の流れを自動運用している。お洒落なインテリアで地域住民の方々にも憩いのひとときを共に楽しんでいただいている。入居検討時のお客様には、光をリモコンで操作いただきながら、外の光のように変化する快適な住環境に配慮していることも伝えているとのこと。この照明を取り入れるために、全体予算も調整したほどである。