ザ・ウエストミンスター 六本木

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空間と人がやわらかく光で包み込まれる光のデザイン

所在地: 東京都港区
施主: GOP1
設計: ポール・ディヴィス&パートナーズ/株式会社安井建築設計事務所
照明デザイン: 有限会社内原智史デザイン事務所
電気工事: 株式会社サンテック 
施工: 戸田建設株式会社
撮影: 金子俊男
掲載事例集: 2015autumn

エントランスホール:9つの優しい光が人を迎える。人感センサー対応床面照明

風除室:オブジェと一体になった空間

エントランスラウンジ:ラウンジと庭園、内外をつなげる光

ガーデン:石彫、石壁、植栽、枝垂桜のミニマルな光の構成

エントランスホール:ホールからラウンジ、庭園を望む

英国発グローバルデベロッパー・グロブナーが提案する住まい、ザ・ウエストミンスター六本木。ここに提案されているのは、東京に新たなラグジュアリーとハイクオリティのスタンダードを築きあげることをヴィジョンとした、これからの都市居住の可能性です。

老朽化した物件を取り壊し、新しい建物を建設する日本における不動産開発の典型的手法に幕を下ろし、建築家・照明デザイナー・アーティストにより、 建築が本来持っている魅力を最大限引き出すリノベーションという手法を用い、このプロジェクトは完成しました。伝統・格式・洒落を照明コンセプトとし、エントランスホール・ラウンジ・庭園と、空間と人がやわらかく光で包み込まれる環境がデザインされています。

エントランスホールの床に設置され、天井と空間を照らしだしている9つの光は人に反応し、通過する手前でゆっくりと減光調光。眩しさを抑えた光の中、人を次の場へと誘います。また、ホールに設置されたアーティスト館鼻則孝氏による”かんざし”と題された作品には、あえて光を当てず、9つのグレアレスダウンライトのリフレクションにより空間と一体になる手法がとられています。
カーテンウォールで隔てられたラウンジと庭園は、彫刻家和泉正敏氏の石彫と対になる一筋の光が照射され、内外の空間を光でつなぐデザインがさ れています。その他、桜守佐野藤右衛門氏による枝垂桜は下方よりの柔らかな光で浮かび上がり、庭園は左右をつなぐ積層石壁と植栽の間に設置さ れたラインスポットライトにより奥行きと陰翳がつくりだされています。
(内原智史デザイン事務所 取締役副所長 八木弘樹)

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