新丸の内ビルディング7階「丸の内ハウス」テラス
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皇居、丸ビル、東京駅の3エリアの眺望を楽しむ リニューアル・短納期に最適な無線制御システム『Smart LEDZ』
三菱地所が開発に着手してから約130年の時を経て、日本を代表するビジネスエリアへと成長した東京・丸の内。ランドマークとも言える2つのビル、丸の内ビ ルディングと新丸の内ビルディングは、ビジネスと商業を融合した大規模施設として誕生。丸ビル20周年、新丸ビル15周年を期にリニューアル工事を実施した。
■皇居、丸ビル、東京駅の3エリアの眺望を楽しむ リニューアル・短納期に最適な無線制御システム『Smart LEDZ』
新丸ビルの7階に位置する「丸の内ハウス」は、個性的なレストランやバーがあり、日夜賑わうスポット。今回はそのテラス部分のリニューアルで、マイケル・ホプキンス卿のコンセプトデザインと一貫性を持たせるため、エイジングをデザインテーマとした。テラスは3つのエリアに分かれている。皇居側は悠久の時代から
続く歴史に敬意を示し、縄文模様を現代的にアレンジ。丸ビル側は柔らかく不規則な形をした緑豊かなエリアと、光のオブジェに囲まれたエリア。そして東京駅側は、明治以降日本の産業をリードした丸の内を表現している。今までは屋外照明で光量を落とす場合、器具は100%点灯のままで、光を弱める減光フィルター
を用いて明るさの調整をしていたが、制御システムの発達により屋外でも調光が可能となった。光の運用としては、ディナータイム(夕暮れ30分前~21:00)、
バータイム(21:00~閉店まで)と、時間に合わせて施設管理者が『Smart LEDZ Fit』のリモコンで照明を操作。イベント時もそのイベントの内容やイメージに
合わせて、同じくリモコンで簡易に照明を変更している。立ち並ぶ柱へのアップライトは、柱の上部まで光が伸びることを狙い、レクタングル配光のリニアスポットライトを使用した。今回、オープンに間に合わせるため、3カ月という短期間での工事であり、有線LANケーブルを設置する床工事も納期的に厳しいこともあり、
無線制御システムの中でも最も簡易な『Smart LEDZ Fit』採用となった。既存施設への制御システム導入は、その施設毎で対応できることとできないことがある。しかし、施工方法、制御ボリュームなど4つのシステムから選択できる『Smart LEDZ SYSTEM 』は、リニューアル案件には最適と言えるだろう。