プロロジスパーク八千代1
- バイオフィリックデザイン
- 生産・物流施設
- ーFit Plus
- ー次世代調光調色「Synca」
- 無線制御システム「Smart LEDZ」
- 調光調色
- 関東
刻一刻と色が変わる天井の「空」が 大型物流施設で働く人たちにひとときの安らぎを
お客様の声

刻一刻と色が変わる天井の「空」が大型物流施設で働く人たちにひとときの安らぎを
大成建設株式会社 設計本部 建築設計第六部 設計室 シニア・アーキテクト 窪田 朋子 様 設計本部 設備設計第三部 設計室 シニア・エンジニア 加藤 勇太 様
プロロジスは全世界において、持続可能性のある高品質な物流施設を開発し、効率的な物流ソリューションを提供している物流不動産のリーディンググローバル企業です。製造や物流に関わるトップ企業とともに、現代的な生活を実現す る、さまざまな製品をタイムリーに配送。「プロロジスパーク八千代1」は、未来を見据えたまちづくりをめざして商業・産業用地として開発された「もえぎ野複合業務地区」に建設された大型マルチテナント物流施設です。
居心地の良さと快適性を追求。働く人に寄り添う『Synca』の癒しの光。
「プロロジスパーク八千代1」は、各階に45フィートコンテナセミトレーラーがアクセス可能。ワンフロアの賃貸面積は、基準階で約26,000㎡、1階で約29,000㎡を確保しており、カスタマーの多様な物流オペレーションに対応できます。今、 eコマースの発達とともに物流業界では働く人が不足しており、いかに人を誘致するかが課題。そのためにも魅力的な施 設が必要で、「バイオフィリックデザイン」は重要な要素のひとつです。“もえぎ野”の名前の由来である「もえぎ(萌え木)」とは、「若葉の芽吹き始めた木」を意味します。ここで働く皆さんがまず目にするエントランスの天井と壁面には、そんな萌え木をイメージした木目調ルーバーを採用し、ダウンライトを配して木洩れ日を表現。時間の移ろいに合わせて変化 する光壁と合わせて、印象的な空間としました。5階建て施設最上階には、働く人たちの安らぎの場となるカフェテリアを計画。横連窓は44mあり、眺めがよく、飲食をはじめ、休憩、買い物、打合せ、テレワーク、面接スペース、イベント等多目的に使用でき、気分転換の卓球台も置いた施設全体の共用スペースとなります。多様な人が集う公園のような居心地 の良さと快適性を追求。物流施設という、開口部が少ない職場でいかにリラックスできるかを考え、色温度と明るさの調 整によって自然界の光環境を再現する照明計画としました。光色・明るさが一定に保たれた照明の倉庫内の作業環境では、時間に応じた自然光と照明光のギャップがあります。そこで緊張感を和らげるスペースでは、快適で安らぎのある健 康的な照明空間を提供したいと考え作ったのは“空”。直径φ6000/φ5000の円形折り上げ間接照明を天井に用意し、 ぽっかりと穴が開いた天井から、刻々と変化する空が見えているような錯覚を誘うことを狙いました。次世代調光調色『Synca』により、一日の時間の変化に応じて1800~12000Kの色温度範囲はもちろん、15~17時はいつか見た夕暮れの空「紫8-7」を再現。『Synca』は、今までよりも光の幅が広がったので、ここで絶対使おうと思いました。設定した後でも趣向の変化等に応じて、自由に印象を変えることができるのがいいですね。ラウンジエリアの中央には、まるで空に向かって伸びていくような木を配したのをはじめ、ペンダントも雲をイメージ。コンクリートに囲まれた倉庫空間で働く人に、施設の快適性をプラスする要素として、光と植栽は必要不可欠だと感じています。