ドトールコーヒー 船橋駅南口店
エクセルシオール カフェ 天神渡辺通り4丁目店
- バイオフィリックデザイン
- 飲食店
- ーFit
- ー次世代調光調色「Synca」
- 無線制御システム「Smart LEDZ」
- 調光調色
- 九州・沖縄
- 関東
時代はカフェを求めている。外と内をシームレスにつなげ 植栽という“なごみ”を照らす『Synca』
お客様の声

時代はカフェを求めている。外と内をシームレスにつなげ植栽という“なごみ”を照らす『Synca』
株式会社ドトールコーヒー 店舗開発本部 設計デザイン室 部長 宇賀神 紀彦 様 店舗開発本部 設計デザイン室 デザイナー 大門 佳苗 様
1962年にコーヒーの焙煎卸業としてスタートしたドトールコーヒーは、“一杯のおいしいコーヒーを通じて、お客様にやすらぎと活力を提供する”という企業理念 のもと、セルフコーヒーショップとして立地創造を重ね、世の中に新しい価値を提案。全国で1,000店舗以上を展開する「ドトールコーヒーショップ」をはじめ 「エクセルシオール カフェ」「カフェ レクセル」など、常にお客様の嗜好や社会の変化を見つめながら先駆的な業態開発を続けています。
外部と室内の真ん中にあるカフェ。その「あいまいな空間」に植栽は欠かせない。
「ドトールコーヒーショップ」がオープンしたのは1980年ですが、初期の段階から店舗の真ん中に植栽を置いていました。空間に温かみを与えるために、 誰が見ても不快に感じない、インテリアとしては差し色になる。アイコニックなシンボルデザインとして植栽をモチーフとして入れています。われわれが考える カフェとは、外部と室内の「真ん中」に位置するもの。完全な外でもないし内でもない。例えば、ホテルのロビーもそうですね。そういう空間は、植栽という外の空間 のものを配することで、ただの室内でなく外を感じられるということがあります。カフェとは「目的」ではなく、「中間であいまいな場所」と捉えています。 「ドトール」が目指しているのは、気軽に立ち寄れるカフェ。それは心理的にも価格的にもそうで、ふらっと入ることができるカフェであるために、言い換えればそこ が「特別」であってはならない。次世代調光調色『Synca』を採用したのも、朝には朝の光を、昼には昼の光をというように、今の時間の外光と内部の光の色を シームレスにし、ギャップをなくすためでした。敷居を低くしてフラットにする。朝に入ろうとしたカフェが夜のようなムードだと、気軽に入ることはできないですよね。 ギャップはストレスを生むし、それは「ドトール」が目指すものではない。行き着くところは、そこに来た人の気持ちがどうなるかです。その中でも「色」は大事で、 外とのギャップをなくすために、照明を効果的に使っています。今回はパレットで色を決めたのですが、色温度とカラーの決め方を数値でなく、直感で 決めることができるのが良かったです。アナログ的というか、発見しやすいのがいい。「ドトールコーヒー船橋駅南口店」では天井に木洩れ日が映り込むように アッパーライトで照射しています。これは、当初から意図していたものではなく、天井面のデザインとして植栽の葉影がいいと考えたからです。「エクセルシオール カフェ天神渡辺通り4丁目店」のコンセプトは「地球を感じる空間」で、シンボルになるように植栽を配置しました。カフェで過ごす時間というのは、以前よりも必要 になっていると思うのです。建物の中に自然を取り入れる「バイオフィリックデザイン」が注目されていますが、オフィスの中にカフェのような場所が増えてきたのは、 皆さんが「カフェ」という「あいまいな空間」を求めているからなのかもしれません。今の時代、何かと何かをつなぐ「カフェ」そして「植栽」は必要なのだと思います。