NSKワーナー 本社工場 A1棟食堂
- 生産・物流施設
- ーFit
- ーTunable
- ー次世代調光調色「Synca」
- 無線調光システム「Smart LEDZ」
- 調光調色
- 高演色
- 中部
24時間操業工場の食堂で、従業員が気分転換 1日の時間に応じて変化する『Synca』の光
お客様の声
24時間操業工場の食堂で、従業員が気分転換 1日の時間に応じて変化する『Synca』の光
NSKワーナー株式会社 経営企画本部
経営管理部長 夏目 幸彦様(右)
経営管理部 総務人事グループ 主査 角口 亘様(中央)
株式会社伊勢屋 thinkoffice推進室 室長 古橋 一浩様(左)
NSKワーナーは、1964年に日本精工株式会社と米国の大手自動車部品メーカーボルグワーナー社の共同出資により誕生しました。オートマチックトランスミッション(AT)部品を主体としたクラッチ製品の専門メーカーとして、半世紀以上にわたり研究開発から生産まで一貫体制で取り組んでいます。現在では、日本を含む世界4カ国に生産拠点を配し、お客様に製品をお届けしています。1989年に袋井に本社工場を設立。約800名が勤務し、2交替制(一部3交替 制)で、24時間操業しています。移転後30年を経過し、工場の老朽化に伴って徐々に改装をしている最中です。「衣・食・住」の刷新を目指して「衣」は25年ぶりのユニフォーム一新、「住」はオフィスの改修、「食」は食堂の業者さんを変更し、メニューも新しくしました。今回のA1棟食堂の改修では、温かいものを、より美味しく、そして食堂をコミュニケーションの場にしたいと考えました。打合せもこの食堂を活用することがあります。食堂では昼食、夕食、深夜食を提供しています。
天窓風照明から降り注ぐ、美味しい光、ホッとする光。
今までは1日中ずっと同じ照度や色温度が当たり前だったのですが、光を変えることで人のリズムを整えることができるということを知りました。工場勤務者は、ほとんど工場の中にいます。窓がないオフィスもあります。だからこそ、食堂は従業員がホッとすることができる。気分転換を図ることができるようにしたいと考えました。1日の楽しみである「食事」をより良い時間にしたい。そのために照明が果たす役割は重要だと、次世代調光調色『Synca』を採用しました。天井の圧迫感を感じないようにしたいという要望があったのですが、建物の構造的な理由と、工場であるため陽の光を感じることができないということから、トップライト照明を設置。内装や家具、照明の改修によって、ふんわりと優しい雰囲気の食堂になったと思います。食堂では昼食、夕食、深夜食を提供しているのですが、朝は色温度12000K・調光率100%、夕方は色温度3500K・調光率70%など、照明を1日の時間の流れに応じて自動コントロールしています。食事を選ぶ配膳カウンター部分には、食材の色を鮮やかに見せることができる演色性Ra96の『アパレルホワイトe』を採用し、食事が一層美味しく見え、活力が湧くことを狙いました。また、年に数回ですが全体集会も行うので、その際はスクリーン投影用やステージ用など、ステージの部分のみが明るくなるようなシーンも組んでいます。これは、シーンセレクター壁付けリモコンで誰もが操作できるようになっています。これからは、働く職場環境を作っていくアイテムとして、光が人の気持ちに寄り添ってくれることによる効果を期待しています。